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【97】 題名:四ヶ月赤ちゃんの頭部外傷について
相談者:匿名希望 年齢:0 性別:男性 地域:三重県 2009/06/17 (水)21:11:05
長男がベビーカーから転落。

左のおでこ、目の横に擦り傷、左耳上部に内出血のような赤い痕です。
嘔吐等はなく元気にしていますが、

骨や脳に損傷を受けてはいないかと気になります。

損傷がある場合どんな症状がでるのでしょうか。

また経過観察はどの程度まで注意深くするべきでしょうか?
     


小児頭部外傷の「御相談」です。

往々にして「小児頭部外傷」は(土曜日)(日曜日)などの。
外出の機会の多い「週末」に「発生」致します。



御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「御長男様」の「ベビーカーから転落」されて「頭部外傷」を受傷
された「受傷時」の「御記載」がありません。

「頭部外傷」とりわけ「小児頭部外傷」では
1・「受傷時」(○年○月○日○時○分まで必要です)
2・「受傷機転」(どのようにして「頭部外傷」にいたったか)
3・受傷時に意識障害の「有無」
はきわめて重要です。

幸いにして「ベビーカーから転落」と「御母様」が目撃されて
いたようです。
「目撃者」がいない場合は。
「そぼにいるお友達」にでもよいから
「どうして受傷されたか」を必ずきいてください。



そして
「小児頭部外傷」の場合はこれは成人も同じですが。
必ずや「脳神経外科専門医先生」を「御受診」されてください。

往々にして「小児頭部外傷」は(土曜日)(日曜日)などの。
外出の機会の多い「週末」に「発生」致します。
このような場合は
多少「御遠方」であっても「脳神経外科専門医先生」の「人手」の多い
「御施設」を選んでください。


おうちのかたも人手がなく「御母様」だけで「御家族」のかたが
いないときは「力:ちから」になってくれる
「冷静なかた」を「いつもシミュレーションされて」確保されてください。
















「左のおでこ、目の横に擦り傷、左耳上部に内出血のような赤い痕です。
嘔吐等はなく元気にしていますが、・略・」
=>
「左の前頭部ー側頭部」を打撲されたようです。

「脳神経外科専門医先生」も。
「「外力」により障害」」の予想は「受傷機転」を「御家族」から
伺わないと
「「外力」の「強さ」」が推定できません。





またよくいわれるように
「意識障害」もなく「意識清明」である。
といっても
「意識清明期:lucid nterval:LI:ルシッド・インターバル」
という
「頭部外傷」には成人にも「乳幼児期」にも
「頭部外傷」「受傷時」から
「中枢神経系」である「脳」或は「脊髄」の
損傷による傷害の「症状・症候」がでるまで「時間」が
かかります。

この
「意識清明期:lucid nterval:LI:ルシッド・インターバル」
が俗にいう
「頭部外傷」の「落とし穴」になります。





「乳幼児期」には
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
といって。
どのお子様も小児期には「頭蓋骨・脳の容積不均衡」から「頭蓋骨」と
「脳表」の間に「成人よりも余計な空隙」があります。


また
「乳幼児期」には「おつむの中」に
「架橋静脈:かきょうじょうみゃく:Mittenzweig静脈:ミッテンツバイク静脈」
という静脈があります。
この「おつむの中」の静脈は
「脳表:のうひょう」から直角=90度に
「硬膜:こうまく」に向かってそそり立つ様な解剖学的特性
をもっており。

おふとんに「ぱたん」と倒れただけでも
「切れやすい」特性をもっています。

そのために
「成人の慢性硬膜下血腫」とは異なる
「小児慢性硬膜下血腫」という「病態」が
両側の「硬膜下腔:こうまかくう」に発生することがあります。
「小児慢性硬膜下液貯留」=「慢性硬膜下水腫」=「外水頭症」
とも呼称致します。

また
歩けるようになると転ぶ機会も多く
「御母様」や「御父様」が気づかないうちに
「小児慢性硬膜下液貯留」=「慢性硬膜下水腫」=「外水頭症」が
発生していて。
「小児頭部外傷」で脳CT・MRIを撮影したら
以前よりの「小児慢性硬膜下血腫」がみつかることが稀ならずあります。
よって
「転びやすかったんだ」と気づかれることもあります。





また
「3歳」のお誕生日前に「頭蓋骨骨折」が発生すると。


「3歳」のお誕生日前くらいまで
「「乳幼児期」の「脳表:のうひょう」の一番外側にある
「硬膜:こうまく」が頭蓋骨の内側に癒着していますから「硬膜:こうまく」
も「頭蓋骨骨折」と一緒にさけて「成長骨折:groeing skull fracture」
という「病態」が「発生」致します。

この「成長骨折:groeing skull fracture」は
非常に難治性です。
「leptomeningeal cyst::レプトメニンジアル・シスト」
という「髄液の漏れる袋:ふくろ:cyst:シスト」
が「頭蓋骨骨折」のふちを「頭蓋内圧」の拍動で次第に
拡大させていくものです。








損傷がある場合どんな症状がでるのでしょうか。

「小児頭部外傷」に「症状・症候」がでるときは
まずは
「意識障害」
ですが。

「乳幼児期」の「小児頭部外傷」で「御家族」
のまえで「小児頭部外傷」の「症状・症候」
がでるというのは大変まずいです。
まず間に合いません。




これは「最悪の状態」です。
このことは肝に銘じて何卒に御銘記下さいませ。
















また経過観察はどの程度まで注意深くするべきでしょうか?

=>

まずは「脳神経外科専門医先生」を「御受診」される。
それから
「お受けもちの「脳神経外科専門医先生」」
が判断されることになります。






「頭部外傷」とりわけ「小児頭部外傷」の場合は
必ずや「脳神経外科専門医先生」を「御受診」されてください。
よく
「御受け持ちの先生」として
かかりつけの「小児科専門医先生」を「御受診」
されたのみの事例で
「docter delay;DD:受診遅延」による
「意識清明期:lucid nterval:LI:ルシッド・インターバル」の
「見抜けない事例」は90%が「発生」致します。














東京 都 世田谷 区 山本クリニック
の公式ホームページ
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/index.html
の。

山本クリニックの旧脳神経外科・神経内科相談掲示板
2003/7/23-2009/02/25
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」から



「成長骨折:groeing skull fracture」につきましては。

10ヶ月の子の頭蓋骨骨折
[2] [2008年 6月 5日 9時32分44秒]
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/854561260975064.html

「小児慢性硬膜下血腫」につきましては。
乳児の頭部外傷

[2] [2005年 7月23日 18時38分20秒]
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/549386757732467.html

を御参照頂けますか。





上記あくまでもご参考にまでお留めおきご無事にお大事にされて下さいませ。
何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。


2009 06 18 Thr 14:34:16
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/index.html
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