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【90】 題名:機能性末梢神経障害?
相談者:痛みはツライ 年齢:68 性別:女性 地域:福岡県 2009/05/03 (日)00:37:43
鞭打ち症治療中に突然、
太もも、ふくらはぎ、脛、が痛くなり、
特に足首から先足裏にジビリビリしたいたみが現れました。

夜、床に入るとさらに痛みが強くなります。

神経内科で筋電図などの検査をうけ、
筋炎の疑いはなくなりました。

その後心療内科で線維筋痛症の診断を受けたました。
足裏のビリビリした強い痛みは筋痛症ではないように思えます。

再度、神経内科を受診すべきか迷っています。

機能性末梢神経障害は何科受診ですか。
     

御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「痛み」という「感覚障害・知覚障害」の。
あるいは「自覚症状」そのものを。

「御自覚症状」を他人とりわけ医師に伝えることの困難なことであること

ひとしおに伺いしれます。

御相談者の御相談内容要旨御記載から。
御回答を
-------------------------------

1・あまり強くない痛みの場合
2・非常に強い辛い痛みの場合
の可能性の「2つ」にわけて。
-------------------------------
下記に順を追って御回答致します。





1・あまり強くない痛みの場合

御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「機能性末梢神経障害は何科受診ですか。」

との事です。

この「御自覚症状」を御理解されることのできるかたが医師であれば
「何科」でも宜しいということになります。

すなわち
御相談者は「御自覚症状」の「部位と範囲」と「性状」を.

「鞭打ち症治療中に突然、
太もも、ふくらはぎ、脛、が痛くなり、
特に足首から先足裏にジビリビリしたいたみが現れました。

夜、床に入るとさらに痛みが強くなります。」
と御記載されています。

「辛いから一刻も早くなんとかしたい」のか
或は「できれば治してほしい」のか。
ただ「診断名」を「知りたい」のか
「痛み」の
「御自覚症状」による「つらさ」「たえがたさ」の御記載がありません。


だからこの「いたみ」は御相談者の「こころの中」で
処理しうる範囲内と考えざるをえません。


よって
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「機能性末梢神経障害は何科受診ですか。」
との事ですが。

この「御自覚症状」を御理解されることのできるかたが医師であれば
「何科」でも宜しいということになります。



「神経内科で筋電図などの検査をうけ、
筋炎の疑いはなくなりました。

その後心療内科で線維筋痛症の診断を受けたました。
足裏のビリビリした強い痛みは筋痛症ではないように思えます。」
というように。

「心療内科専門医先生」を「御受診」されるに到った
経緯は「そのようなもの」であったのであろうと推察到します。












2・非常に強い辛い痛みの場合

「再度、神経内科を受診すべきか迷っています。

機能性末梢神経障害は何科受診ですか。」
との事です。

「鞭打ち症治療中に突然、
太もも、ふくらはぎ、脛、が痛くなり、
特に足首から先足裏にジビリビリしたいたみが現れました。」
との事です。


「鞭打ち症治療中」と御記載があるからには
なんらかの「外力」により「鞭打ち損傷」という「受傷機転」の
「御既往」が
おありのようです。

(「鞭打ち損傷」という用語は頚部などに
「頚部そのもの」が「鞭打つように」「しなる」形態
の受傷機転をさすものであり。
なんらかの「病態」或は「病態概念」をあらわす
「病名」或は「診断名」ではありません。
但し1960年代より「本邦」ではよく「この用語」は
「交通事故病名」として。
「誤ったまま」頻々と流用されるようになりました。)

実際はある患者さんに「「鞭打ち損傷」(wiplash injury)」
があれば頸髄の損傷の「有無と程度」或は神経根の障害の「有無と程度」
が測られます。

御相談者の御記載には上記の「有無と程度」の御記載がありません。

よって
御相談者は頚部外傷であっても今現在まで「画像診断」では
「「異常所見」無し」という
現状であると仮定して御回答を続けます。



さて。
御相談者は元来
「肩こり・頸こり・背中こり」」を御持ではないでしょうか。
(これは「「鞭打ち損傷」(wiplash injury)」以前からという
意味です)

もしも御相談者に元来より。
「肩こり・頸こり・背中こり」」がお強い様であれば。



「太もも、ふくらはぎ、脛、が痛くなり、
特に足首から先足裏にジビリビリしたいたみが現れました。

夜、床に入るとさらに痛みが強くなります。

神経内科で筋電図などの検査をうけ、
筋炎の疑いはなくなりました。

その後心療内科で線維筋痛症の診断を受けたました。
足裏のビリビリした強い痛みは筋痛症ではないように思えます。」
と御記載の。

この「腰・下肢の「しびれ感」」或は「腰痛・下肢痛」
は。

「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
という「範疇(はんちゅう)」=カテゴリーの
「病態概念」になります。
実際に現実的には正診断率の大変低い「疼痛系の「病態」」です。


「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
について。
褐炭に御説明致します。





「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)

1895年Rothにより「meralgia paraesthetica」
と命名され
Bernhardtにより「外側大腿皮神経パレステジア」
と記載されました。

「知覚異常性大腿神経神経痛」
或はmeralgia paraesthetica(メラルギア・パレステチカ),
 Roth?Bernhartd症候群などと呼称されます。

「体温変化」はAδ(Aデルタ)線維という
感覚神経の細い線維で情報伝達されるのだけれども
このAδ(Aデルタ)が「頚部暖房・エアコン中など外部温度変化」により
「不調(よく漏電と説明)」をおこして発症する
ので「温度に関する「感覚障害・知覚障害」」の
「症状・症候」を伴うことがが特徴です。

一番の特徴はCT・MRIなどの反復を精査されたり
患者さんが困り果てて病院=御施設を点々と渡り歩くはてに
その既往からドクターからは
「神経質な患者」の烙印をおされて「診療情報提供書」にも
付記されていることが多いものです。

一番困るのは「脊椎の疾患」と間違われることです。
その次に困るのは「心療内科専門医先生」の病気と間違われる
ことです。

「坐骨神経痛:schiatic neuralgia」
(この坐骨神経痛は元来稀なものです)と
「いとも簡単に「診断」を告げられる」という
特徴が
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
の患者さんの場合稀ならずあります。




典型的な
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
の「症状・症候」でもあるにも関らず。

「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
の「診断」がつけられなかった患者さんの「タイプ分類」
があります。
下記御参照下さい。

++++++++++++++++++++++
1・
type(タイプ)1
CT・MRIなど「画像診断」に「「異常所見」無し」
であるため「治療戦略」がまったくたたないタイプ
2・
type(タイプ)2
CT・MRIなど「画像診断」にて「「異常所見」無し」
ではあるが。
「加齢(aging)」で「生理的変化として御年齢相応」の
「画像所見」を「間違って「病態」」とされて「治療戦略」を
とられその結果「治らない」まま放置される。
3・
type(タイプ)3
「臨床神経診断学」からは「病態」が「感覚障害・知覚障害」とは
判断されても・「画像診断」からは適合する所見がないため
「心療内科」「精神科」の「病態」とされる
4・
type(タイプ)4
たまさか「感覚障害・知覚障害」の「部位と範囲」に
「下肢静脈瘤:varix:バリックス」などがあるために
「下肢静脈瘤:varix:バリックス」が原因とされる
4・
type(タイプ)5
その他。
++++++++++++++++++++++

の「症状・症候」の既往から
分類されます。

御相談者の御相談内容要旨御記載からは
-------------------------------
type(タイプ)3
「臨床神経診断学」からは「病態」が「感覚障害・知覚障害」とは
判断されても・「画像診断」からは適合する所見がないため
「心療内科」「精神科」の「病態」とされる
-------------------------------
になります。
最も多い事例です。



「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
の患者さんの「感覚障害・知覚障害」としての
この「腰痛・下肢痛」或は「しびれ感」には特徴があります。


「腰痛」を伴い疼痛或は「しびれ感」は
まずは
「大腿外側」から発症するものです。

「膝関節痛」或いは
「更には下肢外側痛或は脹脛痛」として広がります。

この「しびれ感」は「ある朝」或は「就眠時」「就眠中」に
突如として出現することが多いものです。

けれども「運動神経麻痺」は全く伴いません。

「しびれ感」の特徴は
「弱い電気を感じられているビリビリする様な御自覚症状」
と考えます。

「下肢足」の「親指付け根」・「薬指の付け根」・
「踝の上」・「大腿」外側に「しびれ感」「症状・症候」が
あることが多いものです。

下肢「しびれ感」の場合「体重」をかけていると
消失或は著明に軽減致します。

「入浴にて浮力で体重負荷が無く」なると
「症状・症候」は軽減致します。

けれども「症状・症候」の強い方や
御高齢の方は「浴槽」からでた後に」急激に
「症状・症候」が増悪することが多いものです。

「いすに座ったり」して「体重負荷」が減じると「症状・症候」
は増悪して「足指先端」の「冷痛感」で「激痛」にばけることも
御座います。

「体温変化」はAδ(Aデルタ)線維という
感覚神経の細い線維で情報伝達されるのだけれども
このAδ(Aデルタ)が「頚部暖房・エアコン中など外部温度変化」により
「不調(よく漏電と説明)」をおこして発症する
ので「温度に関する「感覚障害・知覚障害」」の
成分が特徴です。












しっかり治されるためには。
「機能性末梢神経障害」にお強い「脳神経外科専門医先生」或は
「ペインクリニック専門医先生」を
御受診されるのが宜しいと考えます。

但し「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」でも
「機能性末梢神経障害」に苦手な先生もいらっしゃいます。

全く「病態名称」すらちんぷんかんぷんなこともあります。
このことは肝に銘じて何卒に御銘記下さいませ。



元来
「肩こり・頸こり・背中こり」」を御持であることを。
(これは「「鞭打ち損傷」(wiplash injury)」以前からという
意味です)
御相談者が強調できずにいると。
ますます「病態概念」の把握は「目に見えない「機能性病態」」
すなわち
「「機能性末梢神経障害」による「病態」」
は「診断戦略」がたてることが困難になります。
このことも肝に銘じて何卒に御銘記下さいませ。






「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
に関しましては。
山本クリニックの旧脳神経外科・神経内科相談掲示板
2003/7/23-2009/02/25
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」から
「知覚異常性大腿神経神経痛」について「過去の御相談と御回答」より.ver5
[2] [2008年 5月17日 20時30分54秒]
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/0649303796972198.html
を御参照頂けますか。




一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。




上記あくまでもご参考にまでお留めおきご無事にされて下さいませ。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。





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