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【79】 題名:小脳出血 後遺症 平衡機能\\\障・
相談者:(匿名希望) 年齢:77 性別:女性 地域:東京都 2009/03/01 (日)08:08:53
丁度三年前,小脳出血を起こし入院治療を受けました.開頭はせず保存的治療(?)薬物療法で退院しました.後遺症の平衡機能\障害で立てません.畳の上は這っています.常に地面が揺れている状態です.現在,高血圧用の薬,ディオバン,ノルバスクを服用しています.平衡機能\を改善する薬は無いのでしょうか?また患者会はありますか
     
御心配でしょう。御気持ちは大変よく判ります。




「脳血管障害:CVD:Cerebro-Vascular Disease」の
「出血性脳血管障害」である
「脳内出血 :intracerebral hematoma:ICH」の
「1種類」として。
「小脳出血: cerebellar hemrrhage」というカテゴリー
があります。


御相談者の御相談内容要旨御記載からは
止むを得ずも。
「御母様」の
「小脳出血: cerebellar hemrrhage」の「部位と範囲」
(例えば左小脳半球の脳CTからは直径1cmで
「脳浮腫:brain edema:のうふしゅ」
を伴う)等の御記載がありません。


「脳内出血 :intracerebral hematoma:ICH」の中でも
「小脳出血: cerebellar hemorrhage」は。
「中脳水道狭窄あるいは中脳水道圧迫:(aqueduct(al) stenosis」
等の髄液路の閉塞を経由して
「急性水頭症発作:acute hydrocephalic attack」を惹起して。
急速に生命の危機がある切迫的「病態」に転ずる可能性の故に。

「小脳出血: cerebellar hemorrhage」の患者さんは。
通常は「緊急手術」=「緊急開頭出術」となります。

最初から「保存的」に「治療戦略」はとりません。





不思議ですが。
「御母様」の場合は「さまざまな理由」があり結果として
「手術をおこなわない」ということになったのでしょう。





「緊急手術」=「緊急開頭出術」を行っても
「生命の危険」を回避する目的である。
「小脳出血: cerebellar hemorrhage」により破壊された
「中枢神経系」の「症状・症候」を回避することは。
多くの場合は「不可能」です。


今現在の御相談者の御相談内容要旨御記載
からは
「御母様」は
「平衡機能障害で立てません.
畳の上は這っています.常に地面が揺れている状態です.」
との事です。

=>

「御母様」の。
「平衡機能障害」が「臨床神経診断学」上に
正しい「診断」であると仮定して下記御回答を続けます。

「平衡機能を改善する薬は無いのでしょうか?」
との事です。
=>
「御母様」の「小脳出血: cerebellar hemorrhage」
が間違いなく「小脳出血: cerebellar hemorrhage」であるとすれば。

-------------------------------
1・出血「部位と範囲」が
小脳の。
「半球」の出血であれば「四肢」の「失調:ataxia」
2・出血「部位と範囲」が
小脳の。
「虫部:ちゅうぶ」であるとすれば「体幹失調:truncal ataxia」
が出現致します。
-------------------------------


平衡機能障害というよりも。
「臨床神経診断学」では「失調:ataxia」という
用語を用います。




上記の「部位と範囲」のいずれかの
出血であろうとも。
「御母様」の「症状・症候」は。
「脳血管障害:CVD:Cerebro-Vascular Disease」が
「3年前」であればもう既に「完成された」「障害「部位と範囲」」
となっているはずです。

だから。
「失調:ataxia」を「リハビリテーション」にて
「他の代償機能」を動員して結果「緩和」させることは
考えられても。

いかなる薬剤投与あるいは手術等にて
「損傷された小脳機能」を回復させることは
不可能です。


これは
「「御母様」の。
「平衡機能障害」が「臨床神経診断学」上に
正しい「診断」であると仮定しての御回答ということになります。


すなわち他にたとえば。
「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)」
或は
「脳内出血 :intracerebral hematoma:ICH」の
近傍に「脳動脈硬化」等による「虚血性脳血管障害」
等がないと「仮定」しての御回答になります。


「御母様」の場合。
結論とすれば「リハビリテーション」による
「損なわれた小脳の機能の代償を促す」プロトコール
以外は「現実的」ではありません。

「患者さんの会」については
「小脳出血: cerebellar hemorrhage」に関しては
聞こえてはきません。


総じては「御母様」の現況は
腕の立つ「脳血管障害:CVD:Cerebro-Vascular Disease」
の専門医の「脳神経外科専門医」が
「診断」を判断して。
腕の立つ
「リハビリテーション科」のスタッフと「御母様」に可能な
方法論を「リハビリテーション」の観点から
考えることが最善ではないかと今の私は考えます。



一刻も早く御相談者の「御母様」の
「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。





                                           

                                                                                       
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