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【61】 題名:後頭部と首のしびれ
相談者:mimi 年齢:33 性別:女性 地域:兵庫県 2005/05/14 (土)21:15:53
はじめまして。昨日の夜、後頭部全体に痺れが出てきました。
その痺れは、次第に首筋にも出てきました。
今は痺れはおさまっていますが、なんとなく頭がダルイ状態です。
以前より、両手、両足にたまに痺れがくることがあり(一度にではなくバラバラに)
一度成形外科で見てもらったところ、栄養不足といわれました。
肩こりがひどく、頭痛はこめかみ、後頭部など多岐にわたって発生します。
頭の痺れについては、寝起きにたまに(3ヶ月に1回くらい?)ありましたが、
今回のように、仕事中に起こるということは初めてでした。
ちなみに、仕事は1日パソ\コンに向かっていることが多いです。
あと、たまに体の一部がのぼせたり、熱を持った状態になることがあります。
脳に以上があるのでしょうか?それとも神経系の病気の可能\性でしょうか?
よろしくお願いいたします。


     
ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


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この御相談は山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html

後頭部と首のしびれ
[2] [2005年 5月15日 9時12分21秒]
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/579245409769104.html
として移植し下記よりもより詳細な御回答を致して御座います。
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御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。
御相談者の御相談内容要旨御記載から「症状・症候」或は
「症状・症候」に関連するものは。
1・昨日の夜の後頭部全体の「しびれ感」
2・今現在は1・は治まっているが「頭がだるい」
3・以前から両上肢・両下肢にたまに「しびれ感」
4・一度整形外科を御受診されている。=>「栄養不足?」
5・肩こりがひどく、頭痛はこめかみ、後頭部など多岐にわたって発生。
6・頭の痺れは朝にあったが今回は仕事中。
7・一日中pcに向かう仕事
8・体に「熱感」或は一部に「のぼせ感」
9・その他
の「9つ」を御記載されています。


御相談者の御相談内容要旨御記載からは
この「病態」は
典型的な「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
で御座います。
判りやすくいえば「緊張型頭痛」という「頭痛系の「病態」」で御座います。
正診断率の大変低い「疼痛系の「症状・症候」」でございます。

そして諸々の「しびれ感」は
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
に伴う「緊張型しびれ(あだ名です)」という「症状・症候」。
「5・」が「緊張型」の「症状・症候」の最たる特徴です。
2月・6?7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/7fal crisis)することが多いです。
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。
「週末症侯群:week-end syndrome」と呼称し「休日」が「窮日」となり
休息を取れなくなり「新皮質フリーズ現象(neocortical supression)」
で情緒不安定にもなられる患者さんもいらっしゃいます。

「緊張型」は正診断率の大変低い「疼痛系の「症状・症候」」でございます。
「耳鼻科疾患」「自律神経失調症」「メニエル症候群」「更年期障害」
「頚椎の疾患」「うつ状態・うつ病」・「心療内科の疾患」
等ととよく間違えられます。
一番困るのは「頚椎の疾患」と間違われることです。
「整形外科専門医先生」を御受診されて
「4・一度整形外科を御受診されている。=>「栄養不足?」で
本当に宜しかったです。

「「頚椎」の5番・6番(C5/C6)の椎間板が磨り減っている」
「「頚椎」の「生理的湾曲」が無く「真直ぐだ」或いは
「逆弯曲」だと言われてしまいます。
「臨床神経学的」に頚椎X線撮影の画像診断の「症状・症候」が
「臨床症候」と合致すれば何も問題もないのですが。
99%ほぼ100%の患者さんで「頚椎X線撮影所見」或い
「はCT・MRI」は「臨床神経診断学」と合致致しません。

上記「「頭痛系の「病態」」を「頚椎「病態」」と間違えることは。
「頸肩腕症候群」「頚椎症」「頚椎椎間板ヘルニア」
「変形性頚椎症」(医学的には存在しない病態病名)・その他
の「頚椎「病態」」の「正診断ではない」=「誤診率」が本邦では
「98%を超える」という「報告」が「疼痛系の「病態」治療」で「高名」
な御施設からの「論文」で。
「「頭痛系の「病態」」を「頚椎「病態」」と間違えることは。
最近過去3年の間に「激減」致しました。


「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
では
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても
「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)


「1・脳に以上があるのでしょうか?
 2・それとも神経系の病気の可能\性でしょうか?」
との事です。
=>
1・
「中枢神経系の「器質的疾患」(脳腫瘍や脳血管障害等)」による「病態」では
御座いません。
2・
「神経系の病気の可能\性でしょうか?」=>「精神的なもの?」と
解釈させて頂きます。
「精神的なもの」では御座いません。
確かに「緊張型」の患者さんはストレスには弱くなります。
「因果関係」を逆転すればストレスから「発生」するようにみえるが間違いなのです。
意味も無く「疲労ですね」或いは「ストレスですね」等と
医師より図らずともいわれてしまう病態で御座います。
またよく「ストレッチ」をしましょうとか
「リフレッシュ」をしましょうとかいわれますが感心しません。
「リフレッシュ」ができないから
このような「病態」にいたるのであるから全く感心致しません。


「8・体に「熱感」或は一部に「のぼせ感」」
について御説明いたします。
「頭痛系の「病態」」である「緊張型」の「痛み」或は「しびれ感」は
いずれも「純粋な痛みの神経線維」により「「感覚・知覚」を「御自覚症状」
として自覚されるのではない。
「体温変化」はAδ(Aデルタ)線維という感覚神経の細い線維で
情報伝達されるのだけれども
このAδ(Aデルタ)が「頚部暖房・エアコン中など外部温度変化」により
「不調(よく漏電と説明)」をおこして発症するのが「緊張型」の
「御自覚症状」に至る「症状・症候」。
だから「緊張型」の場合「疼痛系の「病態」」でも「熱感」「のぼせ感」を
自覚される患者さんが多いものです。

さて
しっかり治されるためには「頭痛系の疾患」がお得意な
「脳神経外科専門医」の先生を御受診されると宜しいと今の私は考えます。
但し「脳神経外科専門医」の先生の中にも
「頭痛系の疾患」が苦手な先生のいらっしゃいます。
このことは何卒覚えておかれて下さいませ。

大学病院の頭痛専門外来の「中枢神経系専門医」或は
「頭痛専門医」(この名称の「専門医はいません)でも。
「偏頭痛」の患者さんは宜しいのだが「緊張型」の患者さんになると
苦手な先生は少なくありません。このことも何卒に覚えておかれて下さいませ。

一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。


なお
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」で御相談者の「症状・症候」と
「或は延長線上あるいは同一線上にある病態」の御相談が多数御座います。
御参照下さい。
「睡眠障害と体がだるい [2] [2005年 5月 9日 19時 0分34秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/198979506808431.html

「左後頭部の痛み 2 [2] [2005年 4月21日 12時55分57秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/350935379116894.html

「左後頭部の頭痛 [2] [2005年 4月10日 16時29分14秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/638506582778977.html

「症状は同一疾患によるものなのか [2] [2005年 3月31日 17時38分55秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/265954556250112.html

「肩こりと手足のしびれ感 [2] [2005年 3月 6日 16時 3分30秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/853321640127437.html


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この御相談は山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html

後頭部と首のしびれ [2] [2005年 5月15日 9時12分21秒]
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/579245409769104.html
として移植し下記よりもより詳細な御回答を致して御座います。
こちらも御参照下さいませ。
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上記あくまでもご参考にまでお留めおきご無事にされて下さいませ。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
2005 05・08(日) 8:50:32
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