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【58】 題名:足の裏の違和感
相談者:受験生の親 年齢:44 性別:女性 地域:東京都 2005/04/30 (土)20:54:40
始めてご相談申\し上げます。
18歳の男子高校三年生の次男が、
10日ほど前から、左足裏、土踏まずと親指の中間ぐらいの位置に
違和感があると訴えております。
ガムをふんづけて歩いているような感触だということで、特に痛み
が強いわけではないようです。靴に異物が挟まっているような痛みといえば痛み、
痺れといえば、痺れに近い感覚らしいです。

日ごろ、特に運動はしていません。軽いアトピー症状があります。
小学3年の頃、第二ケーラー病が自然治癒したことがありますが,
どちらの足だったか、記憶が定かではありません。

見た目は、患部が赤くなっている様子もなく、進行している様でもないのですが、
受験も控えていることでもあり、気がかりです。
どの診療科にかかったら良いものか、途方にくれております。
ストレス性のものという可能\性もあるのでしょうか。
よろしくご教示いただければありがたく存じます。
よろしくお願い申\し上げます。
     
ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


「小学3年の頃、第二ケーラー病が自然治癒したことがありますが,
どちらの足だったか、記憶が定かではありません。」
との事です。

この「第2ケーラー病」=「Freiberg infraction:フライバーグ病」
と「小学校3年」のときの「既往」」の真否は極めて
重要です。

残念なことなのですが
「Freiberg infraction:フライバーグ病」(英語圏内) =
「第2ケーラー病」(欧州圏内)と「御診断」される小児の患者さんの
90%以上は「第2ケーラー病」では「ない」ともいわれています。


「第2ケーラー病:欧州圏内」=
「Freiberg infraction:フライバーグ病:英語圏内」とは。
「中足骨頭部非感染性壊死」=「無腐性壊死」が「病態」です。
因みに1908年にKoehlerは「足舟状骨にはっせいする「非感染性壊死」
の「病態」を最初に報告し「第1ケーラー病」と呼称されています。



「小児」+「足が痛い」=「第2ケーラー病」ともいう
ような「慣習的診断戦略」が残念ながら本邦には御座います。

この御様子で
「小学3年の頃、第二ケーラー病が自然治癒したことがありますが,
どちらの足だったか、記憶が定かではありません。」との事。

「お受けもちの先生」から「御母様」が御子息様の「第2ケーラー病」の
「GathierによるStage分類」(説明省略)に関しての「説明」されていない
可能性もある。

13歳の「女児」に発生する「第2ケーラー病」という「病態」が。

「小学校3年」の御子息様に発生するというのも
適切な表現が思い浮かばないのですが
私には大変にも不思議な気が致します。


さて
「10日ほど前から、左足裏、土踏まずと親指の中間ぐらいの位置に
違和感があると訴えております。
ガムをふんづけて歩いているような感触だということで、特に痛み
が強いわけではないようです。靴に異物が挟まっているような痛みといえば痛み、
痺れといえば、痺れに近い感覚らしいです。」
との事です。

典型的な
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)=
「meralgia paraesthetica(メラルギア・パレステチカ)」=
「Roth?Bernhartd症候群:ロス・ベルンハルト症候群」
の「症状・症候」でいらっしゃいます。

正診断率の大変低い「疼痛系の「症状・症候」」でございます。


「機能性末梢神経障害疼痛」にお強い「脳神経外科専門医先生」或は
「ペインクリニック専門医先生」を是非ともに御受診されると宜しいと
今の私は考えます。
ストレスには弱くなります。
「因果関係」を逆転すればストレスから「発生」するようにみえるが
間違いなのです。


但し「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」でも
「機能性末梢神経障害」に苦手な先生もいらっしゃり
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
の「治療戦略」をたてられない事例が御座います。

このことは何卒に御銘記下さい。


なお
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
この
新規山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www.clinicayamamoto.com/list_N.php

「13」「22」「47」「52」「53」
の「過去の御相談と御回答」を
御参照いただけますか。

またさらに
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
に沢山の御相談者がいらっしゃいます。

山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」

「原因不明の腹痛・疼痛 [2] [2005年 3月23日 19時35分 8秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/0744291910241408.html
「手足の違和感について [2] [2005年 1月16日 12時 6分 8秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/718745387465791.html
「腰痛・肩こりや首の痛み頭痛・・ [2] [2004年10月21日 16時58分 1秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/795294176395149.html


結論:
「見た目は、患部が赤くなっている様子もなく、進行している様でもないのですが、
受験も控えていることでもあり、気がかりです。
どの診療科にかかったら良いものか、途方にくれております。」
との事です。

典型的な
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)=
「meralgia paraesthetica(メラルギア・パレステチカ)」=
「Roth?Bernhartd症候群:ロス・ベルンハルト症候群」
と呼称される「機能性末梢神経障害疼痛」で御座います。

「第2ケーラー病」との「小学校3年」の時の「病態」には
おおいに疑問が残ります。
このことも御銘記下さい。

成人の場合では「モートン(モルトン)病」が御子息様の「病態」と
とよく間違えられます。

因みに「第2ケーラー病」につき「御参考1」に御記載致します。
御参考になれば何よりです。

「機能性末梢神経障害疼痛」にお強い「脳神経外科専門医先生」或は
「ペインクリニック専門医先生」を是非ともに御受診されると宜しいと
今の私は考えます。


一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。

上記あくまでもご参考にまでお留めおきご無事にされて下さいませ。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
2005 05:01 11:50:07




++「御参考1」++++++++++++++++++++++++++++++++++++

「第2ケーラー病」について簡単にご説明致します。

1914年にFreibergという医師が「前足部痛が有り、第2中足骨骨頭部のinfraction」
つまり「転位の無い骨折」として「6 例」の「病態」を報告致しました。
これ英語圏内の「第2ケーラー病」の「初めての報告」とされています。
よりまして「第2ケーラー病」は
英語圏内では「Freiberg infraction:フライバーグ病」と呼ばれています。

1923年にKoehlerが「前足部痛が有り、第2中足骨骨頭部のinfraction」
つまり「転位の無い骨折」につき明確に「病態履歴」を確立して記載したため
欧州ではでは「第2ケーラー病」と呼ばれています。

「第2ケーラー病」=「Freiberg infraction:フライバーグ病」です。
「中足骨頭部非感染性壊死」=「無腐性壊死」が「病態」です。
因みに1908年にKoehlerは「足舟状骨にはっせいする「非感染性壊死」
の「病態」を最初に報告し「第1ケーラー病」と呼称されています。


「第2ケーラー病」(欧州圏内)=
「Freiberg infraction:フライバーグ病」(英語圏内)
は10?18歳・とりわけ13歳前後の女子に「発生頻度」は
高いものです。

「第2ケーラー病」の75%は女子です。

「「第2」或いは「「第3」の「中足骨」の「骨頭:こっとう」に
発症することが多いものです。
「両側発症」が比較的多いものです。

「「骨頭:こっとう」内の血行不全」から「壊死」がおきる・が「病態履歴」。
その理由として
###1
「第2」「中足骨」はその基部が「中間楔状骨:きつじょうこつ」のみならず
「内側・外側楔状骨:きつじょうこつ」とも接触。
いわゆる「かんぬき」構造をとること。
###2
「第2中足骨」は「中足骨」の中で「最も長い」こと。

これらの事由が「理由」とされ「第2中足骨」は「ストレス」が集中して結果的に
「骨頭:こっとう」の「内骨折」が発生して。
その「骨折」部分が「末梢循環障害」に到った結果「壊死」が発生する「病態」と
考えられています。


「第2ケーラー病」(欧州圏内)=
「Freiberg infraction:フライバーグ病」(英語圏内)
の「治療戦略」ですが。

「GathierによるStage分類」(説明省略)に準拠して行なわれます。

「病日初期」には即ち「Stage分類」=0・1では
「骨頭:こっとう」「部位」への加重を減少させる目的で
「「中足骨」パッド」や「中足骨バー:matatarsal bar」を用います。
関節が破壊される「Stage」では外科的手術も行なわれることが御座います。


「御参考1おわり」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
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