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【55】 題名:左頭部の痛み
相談者:ともや 年齢:31 性別:男性 地域:東京都 2005/04/20 (水)22:45:24
先日ご質問させて頂いた者です。(「51」)
もう頭痛が続き4週間目になります。
以前は左後頭部の強い痛みがありましたが、最近は左後頭部自体の痛みは和らぎつつあります。(咳などした場合は、まだ痛みはありますが)
しかしながら、先週位から毎日のように左の上頭部ないしコメカミ辺りにズキズキと激しい痛みを感じます。(特に左上頭部辺り)
朝は比較的痛みはないんですが、夕方?夜にかけて痛みが強くなります。(恒常的に)
バファリンなどの鎮痛剤を飲めば、薬が効いてる間は楽になるんですが、、、。
CT、レントゲンの結果問題なしとのことだったんですが、1ヶ月近くも痛みが続いて心配している所です。
以前と症状が変わってきたので、再度メールさせて頂きました。

・症状は変われども、同じ種の頭痛でしょうか?(治療せずほっといても大丈夫なのでし ょうか?)
・痛みを感じる度に、鎮痛剤を飲んでも宜しいのでしょうか?もしくはなるだけ我慢した 方が宜しいのでしょうか?
・また以前診断していただいた頭痛であるとしたら、どれ位の期間続くものなのでしょう か?
・疲れなどが原因であれば、マッサージや整体に行けば少し効果があるのでしょうか?
・CTは血管が映らないと聞きましたが、MRIを受診して血管等を見てもらう必要はあ るのでしょうか?

お忙しいところ恐縮ですが、どうぞよろしくお願いします。
     
ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。
++++++++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。
しっかり治されるためには「頭痛系の疾患」がお得意な
「脳神経外科専門医」の先生を御受診されると宜しいと
今の私は考えます。

但し「脳神経外科専門医」の先生の中にも「頭痛系の疾患」
が苦手な先生のいらっしゃいます。
このことは何卒覚えておかれて下さいませ。
++++++++++++++++++++++++++++

「しかしながら、先週位から毎日のように左の上頭部ないしコメカミ辺り
にズキズキと激しい痛みを感じます。(特に左上頭部辺り)
朝は比較的痛みはないんですが、夕方?夜にかけて痛みが強くなります。
(恒常的に)」との事です。

「機能性頭痛」の「頭痛系の「症状・症候」」
とりわけ御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
ですが。
「頭痛系の「症状・症候」」は常に「部位と程度」は「変化し続ける」
もので御座います。

1・
「症状は変われども、同じ種の頭痛でしょうか?
(治療せずほっといても大丈夫なのでしょうか?)」
との事です。
=>
延長線上あるいは同一線上にある病態です。
即ち同じ「機能性頭痛」の「頭痛系の「症状・症候」」で御座います。

2・
「痛みを感じる度に、鎮痛剤を飲んでも宜しいのでしょうか?」
=>
御相談者の御相談内容要旨御記載からは「緊張型頭痛」です。
「鎮痛剤」は奏功致しません。
「鎮痛剤」はかえって「症状・症候」を増悪させるこもあります。
「痛みを感じる度に「鎮痛剤」を内服」は好ましくはありません。

3・
「もしくはなるだけ我慢した 方が宜しいのでしょうか?」
=>
「機能性頭痛」であり「慢性頭痛」であり「緊張型頭痛」
で御座います。
今後御相談者はこの「機能性頭痛」の「頭痛系の「症状・症候」」
と「一生」付き合っていく必要が御座います。
「我慢の程がある」=「限界」が必ずきます。
早めに「治療戦略」を立てられたほうが宜しいです。

4・
「・また以前診断していただいた頭痛であるとしたら、
どれ位の期間続くものなのでしょうか?」
=>
御相談者の御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「意味が判りづらい」点があります。
「いつになったらばこの「症状・症候」は「治るものか」」
という意味であれば。
「機能性頭痛」にお強い「脳神経外科専門医先生」を御受診
されなければ「一生のお付き合い」になる可能性が御座います。
「機能性頭痛」とはそういうもので御座います。


5・
「疲れなどが原因であれば、マッサージや整体に行けば少し
効果があるのでしょうか?」
=>

「「疲れ」や「ストレス」」が原因ではありません。
ストレスには弱くなります。
「因果関係」を逆転すればストレスから「発生」するようにみえるが
間違いなのです。
「耳鼻科疾患」「自律神経失調症」「メニエル症候群」
「更年期障害」「頚椎の疾患」「うつ状態・うつ病」・「心療内科の疾患」
等ととよく間違えられます。

よく「ストレッチ」をしましょうとか「リフレッシュ」
をしましょうとかいわれますが感心しません。
「リフレッシュ」ができないからこのような「病態」にいたるのであるから。

また「機能性頭痛」はこれは「骨・皮・筋」の病気ではありません。
だから「整体」にお先生や「マッサージ」を受けられても
「根治的」な「治療戦略」にはなりえないのではないでしょうか。

私は「整体」や「マッサージ・針治療」等の「東洋医学」には
詳しくないので御回答に価しません。
だからこの「御回答部分」は「整体の先生」や「マッサージの先生」の
「治療戦略」を否定するものでは毛頭ありません。


6・
「CTは血管が映らないと聞きましたが、
MRIを受診して血管等を見てもらう必要はあるのでしょうか?」
=>
「脳CT・MRIで「「異常所見」あり」」ということは
「人生の一大事」です。

「中枢神経系の「器質的疾患」(脳腫瘍や脳血管障害等)」
が存在する可能性は御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「臨床神経診断学」の観点からも「まず考えられません」。
=>
因みに本邦は世界でも「脳MRI「検査」」が最も「頻度高く」
その「件数」は人口当たり合衆国と比較して100000倍ともいわれ
「世界の医学七不思議」のひとつとされています。


結論:
##1
しっかり治されるためには「頭痛系の疾患」がお得意な
「脳神経外科専門医」の先生を御受診されると宜しいと
今の私は考えます。
##2
但し「脳神経外科専門医」の先生の中にも「頭痛系の疾患」
が苦手な先生のいらっしゃいます。
このことは何卒覚えておかれて下さいませ。

##3
大学病院の頭痛専門外来の「中枢神経系専門医」或は
「頭痛専門医」(この名称の「専門医はいません)でも。
「偏頭痛」の患者さんは宜しいのだが「緊張型」の患者さん
になると苦手な先生は少なくありません。
このことも何卒に覚えておかれて下さいませ。

##4
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。



上記あくまでもご参考にまでお留めおきご無事にされて下さいませ。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp

補足:
前回の御相談と御回答は下記の通りでございました(一部)(+++以下)。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

51】 題名:左後頭部の頭痛
相談者:ともや 年齢:31 性別:男性 地域:東京都 2005/04/10 (日)13:25:28
初めてご相談させて頂きます。
2週間位前から、突然、左後頭部に、痛み、違和感を感じはじめました。
咳、くしゃみ、気張ったときに、強いズキズキとした鈍い痛みを感じます。
それ以外の時は、違和感を感じる程度です。
最近は、かがんだ際も、少し痛みを感じるようになりました。
元々偏頭痛持ちだと思うのですが、後頭部のこのような痛みは初めてです。
ここ数日は、偏頭痛だと思うのですが、コメカミ辺りの痛みもあります。
先日近所の内科にて、CT、首のレントゲンを取ったのですが、問題なしとのことでした。
2週間、症状はあまり変わらず、とても不安な毎日をすごしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
     
ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。

1・2週間位前から、突然、左後頭部に、痛み、違和感を感じはじめました。
=>左後頭部頭痛+後頭部「違和感」
2・咳、くしゃみ、気張ったときに、強いズキズキとした鈍い痛みを感じます。
=>「ずきずきした鈍痛」
3・「かがむ」=「頚部を前屈する」=>「痛みが出る」=
「バーバーズ・サイン:Barber's sign:理髪店症候」
4・脳CT+頚椎X線撮影=「「異常所見」無し」で
宜しかったです。

「ここ数日は、偏頭痛だと思うのですが、コメカミ辺りの痛みもあります。」
との事です。

御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「機能性頭痛」であり
「頭痛系の疾患」で「機能性頭痛」には「緊張型頭痛」「片頭痛」
「群発頭痛」等があります。
「機能性頭痛」といわれる「頭痛」の一群は各々の「機能性頭痛」の
「成分」がよく混じり合います。

けれども御相談者の御相談内容要旨御記載からは
典型的な「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」。
判りやすく言えば「緊張型頭痛」という「機能性頭痛」です。

「50」の御相談者の御回答の部分に
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「特徴につき「補足1」に。」と御記載致しましたので
「御参考」にされて下さい。

「緊張型」の「症状・症候」とは一重に「ただひたすら辛い」
「症状・症候」であると御考え下さい。
「緊張型」の「病態」とは両肩に
「外す事の出来ない重たいの重荷を背負ったような状態」とご理解下さい。
多くは「左側」に「症状・症候」がでます。

正診断率の大変低い「疼痛系の「症状・症候」」でございます。
「耳鼻科疾患」「自律神経失調症」「メニエル症候群」「更年期障害」
「頚椎の疾患」「うつ状態・うつ病」・「心療内科の疾患」
とよく間違えられます。
この点御相談者は脳CT+頚椎X線撮影=「「異常所見」無し」
と「御診断」されて本当に宜しかったです。

「緊張型」(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。
また「週末症侯群:week-end syndrome」として
「休日」が「休日」でなく「窮日」になる特徴が御座います。
また
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
行き先「困ることがおきる」と不安だから今の内に」
「精一杯心配」して先の苦労を減らそうという「矛盾ブレーキ」を踏まれ
結果論として「不安の種まき」をされていらっしゃいます。
「新皮質フリーズ現象(neocortical supression)」で
情緒不安定にもなられていらっしゃいます。
この「思考過程」も「緊張型」の患者さんに特有なもので御座います。

治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても「星状神経節ブロック(SGB)」
は全く「効果」がありません)
しっかり治されるためには「頭痛系の疾患」がお得意な
「脳神経外科専門医」の先生を御受診されると宜しいと
今の私は考えます。
但し「脳神経外科専門医」の先生の中にも「頭痛系の疾患」
が苦手な先生のいらっしゃいます。
このことは何卒覚えておかれて下さいませ。

一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

上記あくまでもご参考にまでお留めおきご無事にされて下さいませ。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
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