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【177】
題名:約一年前に激しい頭痛。今は指先のしびれで悩んでいます。、
相談者:匿名希望 年齢:34 性別:女性 地域:青森県 2014/05/25 (日)14:14:36
34歳、女。
約一年前に激しい頭痛にあいました。
動けなくて吐き気があって涙が勝手に出てくる程でした。
その日から指先もしびれてきました。
次の日、脳神経外科に行き、
脳のMRIと首のレントゲンをとりました。
は異常なく首が真っ直ぐなので
肩こりでしょうと言われました。
薬を貰い飲んだらふらついて歩けなくなったので
それから飲んでいません。
違う病院にも行き、症状を言ったら首をとりましようとなって
首のMRIをとりましたが異常はありませんでした。
頭痛はもうならないのですが、
指先のしびれは(左中指と薬指)今でもあります。
肩を揉んで貰うと余計にしびれます。
どうしてしびれが無くならないのでしょうか?
何か違う病気でしょうか?
青森から週一回は通院できます。
世田谷区 山本クリニック 世田谷 よろしくお願いいたします。
お忙しいときにすみません。
通院の段取りなどもふくめ御回答いただければ幸いです。
この相談への個別リンクは
http://www.clinicayamamoto.com/list_single_N.php?s_no=177
です。
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。
++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
典型的な
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
であり。
「緊張型しびれ(あだ名です)」の「症状・症候」
です。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」は
実際に現実的には正診断率の大変低い「疼痛系の「病態」」です。
一番困るのは「頚椎の疾患」と間違われることです。
「絵に書いた餅のようにまたは何かの一つ覚えのように
第5第6頚椎椎間板がすりへっていて「頚椎の弯曲」がおかしい或は
「逆弯曲」だと言われてしまいます。
或はまっすぐだと言われます
しっかり治されるためには「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」を
御受診されるのが宜しいと考えます。
「御遠方」から御通院中の患者さんは多いものです。
アットホームな山本クリニック 世田谷 です。
何卒に、「肩の荷」をおとされて、御通院くださいませ。
同じ「症状・症候」の方は極めて多いです。
下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++++
#1
##1
「34歳、女。
約一年前に激しい頭痛にあいました。
動けなくて吐き気があって涙が勝手に出てくる程でした。
その日から指先もしびれてきました。
次の日、脳神経外科に行き、
脳のMRIと首のレントゲンをとりました。
脳は異常なく首が真っ直ぐなので
肩こりでしょうと言われました。
薬を貰い飲んだらふらついて歩けなくなったので
それから飲んでいません。
違う病院にも行き、症状を言ったら首をとりましようとなって
首のMRIをとりましたが異常はありませんでした。
頭痛はもうならないのですが、
指先のしびれは(左中指と薬指)今でもあります。
肩を揉んで貰うと余計にしびれます。
どうしてしびれが無くならないのでしょうか?
何か違う病気でしょうか?」
との事です。
#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
この「症状・症候」は
典型的な
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
です。
##2
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
は「頭痛」の文字が入っています。
##3
けれども「頭痛系の「症状・症候」」のみでくることは
極めて稀であり・まずありません。
##4
一番多い「症状・症候」は「ふわふわ感」・「くらくら感」
であり
二番目が御相談者の御相談内容要旨御記載のごとく
「緊張型しびれ」(あだ名です)です。
#3
##1
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
は
実際に現実的には正診断率の大変低い「疼痛系の「病態」」です。
##2
「耳鼻科疾患」「自律神経失調症」「メニエル症候群」
「更年期障害」「頚椎の疾患」「うつ状態・うつ病」・「心療内科の疾患」
等ととよく間違えられます。
##3
一番困るのは「頚椎の疾患」と間違われることです。
二番目に困るのは
「心療内科「病態」」「精神科「病態」」と間違えられることです。
##3
「緊張型」の「症状・症候」は
「緊張型」の「症状・症候」とは
一重に「ただひたすら辛い」「症状・症候」であると御考え下さい。
##4
「緊張型」の「病態」とは
両肩に「外す事の出来ない重たいの重荷を背負ったような状態」
とご理解下さい。
#4
##1
一番困るのは「頚椎の疾患」と間違われることです。
##2
「絵に書いた餅のようにまたは何かの一つ覚えのように
第5第6頚椎椎間板がすりへっていて
「頚椎の弯曲」がおかしい或は「逆弯曲」だと言われてしまいます。
或はまっすぐだと言われます
##3
「臨床神経学的」にMRIで或いは頚椎X線撮影の
画像診断の「症状・症候」が「
臨床症候」と合致すれば何も問題もないのですが。
##4
99%ほぼ100%の患者さんで
「頚椎X線撮影所見」或い「はCT・MRI」は
「臨床神経診断学」と合致致しません。
##5
御相談者の御記載の「症状・症候」からも
同様にc5c6頚椎症に合致する
「臨床神経診断学」とりわけ「臨床神経局在診断学」の
「症状・症候」は「何一つ」見出せません。
##6
「牽引」は「逆療法」になります。
#5
##1
「どうしてしびれが無くならないのでしょうか?
何か違う病気でしょうか?」
との事です。
##2
「何か違う病気でしょうか?」
=>
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。
けれども
「何か違う病気でしょうか?」
=>
「全く違う病気」です。
=>##3
##3
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
であり
「緊張型しびれ」(あだ名です)も
お持ちの様です。
##4
「緊張型」の
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても
「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)
##5
しっかり治されるためには「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」を
御受診されるのが宜しいと考えます。
##6
これは
これは「骨・皮・筋」の病気ではありません。
#6
##1
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の特徴につき「補足1」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「症状・症候」発生の時間依存性につき「補足2」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「緊張型しびれ」(あだ名です)につき「補足3」に。
御記載致します。
##2
御参考になれば何よりです。
#7結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。
##2
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
典型的な
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
であり
「緊張型しびれ(あだ名です)」の「症状・症候」
です。
##3
しっかり治されるためには「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」を
御受診されるのが宜しいと考えます。
##4
但し「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」
でも「機能性末梢神経障害」に苦手な先生もいらっしゃいます。
全く「病態名称」すらちんぷんかんぷんなこともあります。
##5
大学病院の頭痛専門外来の「中枢神経系専門医」でも
「偏頭痛」の患者さんは宜しいのだが「緊張型」の患者さんは
苦手な先生が多いものです。
##6
このことは肝に銘じて何卒に御銘記下さいませ。
##7
「御遠方」から御通院中の患者さんは多いものです。
何卒に、「肩の荷」をおとされて、アットホームな
山本クリニック 世田谷 美容外科に御通院くださいませ。
同じ「症状・症候」の方は極めて多いです。
上記あくまでもご参考にまでお留めおきご無事にされて下さいませ。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
++「補足1」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
さて「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には特徴がございます。
##1
「残像」が「強く」光が嫌いでは
##2
「肩こり頸こり背中凝り」ひどくないですか。
##3
視覚に写るものの「影が薄く」(印象が乏しく)ありませんか。
##4
忘れ物が多くなっていませんか。
##5
土・日曜日には決まって頭痛あり月曜日体調不良では。
##6
お水を飲むとお化粧室直行の「ミルクのみ人形現象(あだ名です)は。
##7
アレルギーもしくは「呼吸器感染」の反復は
##8
光・音に過敏になられていませんか。
##9
就眠時にお布団を抱え込むようにして右下でお休みになられていませんか。
##10
就眠中夜中午前1時、4時にぴたりと目の覚める「睡眠障害」は。
##11
目の奥がチクチク痛んだり眼球が乾いた感じがしませんか。
##12
眼球結膜が赤くなって慌てられたことはありませんか
おおくは片側です。
##13
低い枕でないとお休みになれないのでは
##14
節分(1−2月)そして梅雨のころ胃が痛かったことは(胃ばけ(あだ名です)
##15
物が飲み込みにくく腹部が張った感じがされませんか。
##16
休日が窮日になり上手に「休息」を取れない特徴は如何でしょう。
##17
終末に具合が悪くなりませんか。
##18
いつも眠気が取れず思考力が低下している感じがしませんか。
##19
「腕、肩、背中一面」の重さや指先の「重さ」=「しびれ感」
はありませんか。
##20
俗に言う「貧血」で「ふわふわ感」や「くらくら感]
がくることはありませんか。
##21
「耳鼻の奥の「閉塞感」」はありませんか。
##22
水分が足りずお顔や特に手掌が赤くなってはいませんか。
##23
喉の乾きによる「喉の痛み・違和感」がおありではないですか。
##24
口腔内に唾液分泌は少ないのだけれども唾液が溜まっている
感じはありませんか。
##25
咳をすると痛みませんか。
##26
「下をむくと」辛い感じがされませんか。
(バーバーズ・サイン:Barber's sign:理髪店症候)
##27
他のかたと視線を合わせるのに臆病になられていませんか。
##28
急に体がフワフワと鋭角的にシフトするような感じがしませんか。
##29
お布団の上でお休みになるとき枕の上に頭をのせると
天井がゆれませんか。「めまい感」がされませんか。
##30
肋骨や腹部が「痛くは」有りませんか。
「「肩こり背中凝り」の前への押し寄せ」の「症状・症候」
で御座います。
##31
「甲状腺機能」の「異常所見」を指摘されたことが
おありではないでしょうか。
##32
「左側」のほうが痛くはありませんか。
##33
後頭部や後頚部に「しこり」のようなものがあり
さわると痛くないでしょうか。
「補足1おわり」
++「補足2」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「緊張型頭痛」或は「緊張型頭痛」或は
「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には「症状・症候」発現に時間・曜日・月などの
時間帯依存性が御座います。
これらを下記に記載いたします。
##1
2月・6−7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/fall crisis)することが多いです。
##2
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。
##3
(土)(日)が休日ではなく窮日になり
「週末頭痛・週末症候群」の状態になります。
##4
よく土日に「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」でたまりかねて
「救急車騒ぎ」をおこさることが御座います。
##5
早朝もしくは朝の起床時に30分以内に
「症状・症候」の増悪することが多いものです。
##6
よく「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」
でたまりかねて「救急車騒ぎ」をおこされます。
##7
午後「眠くて致し方がない」「症状・症候」できます。
##8
11月ー12月に「しびれ感」が
上肢或は下肢におきたり「ふわふわ感」が起きたり致します。
##9
皮肉なことに俗に言う風邪をひかれた後に「症状・症候」
が発現して「診断」がつかないことが御座います。
##10
「細菌性気管支炎
或は「反復性上気道感染」をおこされ
「無菌性髄膜炎」と診断されることが稀ならずあります。
##11
##10ならずとも「耳鼻の奥の「閉塞感」」の
「症状・症候」が発生することもあり
「耳鼻科専門医先生」で「御診断」が付かないことが
多いものです。
上記は「緊張型」の不思議だが
重用な「時間・曜日・月依存性傾向」の特徴です。
「補足2おわり」
++「補足3」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
しびれがあるとのことですが。
下記については如何でしょうか。
「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」
では「特有な「しびれ感」」が「症状・症候」としてでます。
##1
手指の親指・人指指(第1・第2指)か
小指・薬指(第4・第5指)に
絵に書いたような「しびれ感」があるのが特徴ですが如何でしょう。
##2
まずほかの手指には来ません。
##3
男性が腕時計を眺める上肢の部位にしびれ感があるのが
特徴で御座います。
如何でしょう。
##4
また手のひらが赤く霜「降り状」の白い斑点がないでしょうか。
##5
これらの「症状・症候」は朝方強いという特徴
が御座います。
##6
この「しびれ感」は
「頚椎の病気(「頚椎症」とか頚椎椎間板ヘルニア)」
が原因と間違われることが多くこの場合は厄介です。
##7
皮肉なことに脳MRIから
「脳神経外科専門医」の疾患である
「キアリ・アーノルド奇形」
「脊椎空洞症」等と間違われることがあります。
##8
上肢に「しびれ感」のある患者さんは下肢にも
また下肢に「しびれ感」のある患者さんじは下肢にも「しびれ感」の
有ることが多いものです。
##9
下肢の「しびれ感」の場合は足指の親指・薬指の根元、
・足の甲(足背部)・踝・外側大腿に「しびれ」がきます。
##10
下肢の「しびれ感」の場合膝の裏が「糊付けされたような」
「張り紙様の硬さで「張って」いることが多いものです。
##11
おおくの場合「末梢循環障害」とりわけ「下肢静脈還流不全状態」
で疼痛性歩行障害にいたることが御座います。
##12
またこの「しびれ感」はおかお特に下口唇に「しびれ感」
を併発することが御座います。
##13
また「しびれ感」とも異なるのですが
「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」の
患者さんは「肘関節」の「甲」のほうに「軽い疼痛」があるのが
特徴でも御座います。
「補足3おわり」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
この相談への個別リンクは
http://www.clinicayamamoto.com/list_single_N.php?s_no=177
です。
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