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【11】 題名:体の麻痺
相談者:匿名 年齢:65 性別:男性 地域:群馬県 2005/01/26 (水)21:48:56
初めまして、実家の父のことですが、宜しくお願いいたします。
二年ほど前から、県内の国立病院へ脳梗塞で通院しています。
最初は、軽度の言語障害でしたが、体の麻痺が徐々に進み、
今では、よぼよぼ歩きで、着替えにも苦労しています。
同病院でMRIの検査を何度かしており、特に異常はないと
いわれているそうです。現在、病院で処方された
バッファリン一錠とカプセル一錠を一日一回服用しています。
 ご相談ですが、麻痺の進行をくい止める事と、
リハビリ等で症状を改善するなどよい方法があれば
ご教示ください。お願いいたします。
     
65歳の「脳梗塞」の御父様についての御相談です。

御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。
「御父様」は「脳梗塞」というよりは「脳動脈硬化性の臨床症候」
が主体です。
「脳MRI脳梗塞」での臨床診断を「動脈硬化性パーキンソン症候群」
の有無と程度まで広げ「治療戦略」を再構築する必要があると考える。
下記に順を追って御回答致します。

「脳MRIを何回か検査しているが「「異常所見」無し」」
との事です。これは何か不思議な感が致します。
さて
「言語障害」には「失語症」と「構語障害」のいずれか「2種類」
が御座います。「言語障害」=「失語症」+「構語障害」です。
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
初めは「構語障害」であったと推測されます。
「御父様」の徐々に進行する「よぼよぼ歩き」は「脳梗塞」の「症状・症候」=「麻痺」
というよりは「脳動脈硬化性の歩行障害」の「進行」のように伺えます。

四肢の不自由さに取立てて目立った「左右差」はないのではないか。
如何でしょうか。
「御父様」の「症状・症候」を「脳梗塞」の「症状・症候」と考えると。=>
「運動麻痺」=「中枢神経系の器質的疾患由来の巣症状(そうしょうじょう)」
と考えると。
「脳MRIを何回か検査しているが「「異常所見」無し」」という
画像診断所見と「整合性」があいません。

多分に「御父様」の年齢では。
脳MRIでは「脳MRI脳梗塞」と呼称される「多発斑状微小梗塞」は
当然「脳MRI画像診断」ではあるはず。

けれども「御父様」の初めから今に至る「症状・症候」に関しての
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「脳動脈硬化性の障害そのものが主体」と考えられます。

「動脈硬化性パーキンソン症候群」も惹起されている可能性が御座います。
「動脈硬化性パーキンソン症候群」も考えうる「脳動脈硬化性の歩行障害」
であろうと今の私は考えます。

「リハビリテーション」も重要ですが
「動脈硬化性パーキンソン症候群」の観点も踏まえた「治療戦略」の再構築が
重要であると今の私は考えます。
「お受けもちの先生」とは今後の「薬物治療」を含め「脳動脈硬化性の臨床症候」
が出現されてきている「御父様」の「治療戦略」について
しっかり御相談される必要があると今の私は考えます。


上記あくまでもご参考にまでお留めおきご無事にされて下さいませ。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp



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