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【102】 題名:思い出が曖昧
相談者:みか 年齢:20 性別:女性 地域:東京都 2009/07/04 (土)23:34:46
ある日思い出すと、文化祭で一緒に行動していたのはAさん。
でも別の日に思い出したら、一緒に行動していたのはBさんでした。
現実起こったのはどちらか片方のはずなのに両方明確な記憶があります。

このように、何択にも記憶がわかれることは、
一般的によくあることなのでしょうか。
     

この相談への個別リンクは 
http://www.clinicayamamoto.com/list_single_N.php?s_no=102
です。






東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/index.html

2009 0705 SUN 15:58:21



御相談者の御相談内容要旨御記載
からは
「よくある「症状・症候」」ではありませんが。



「現実起こったのは
どちらか片方のはずなのに両方明確な記憶があります。

このように、何択にも記憶がわかれることは、
一般的によくあることなのでしょうか。 」
との事です。


という
「記憶」の「対象事象」は「1つ」であるけれども。
-------------------------------
1・ある日思い出すと、文化祭で一緒に行動していたのはAさん。
2・でも別の日に思い出したら、一緒に行動していたのはBさんでした。
-------------------------------



これは
「1つ」であるはずの「記憶」の「対象事象」の
「対象事象」の「精度」にmo関与到します。

「文化祭で一緒に行動していたのはAさん。」
「文化祭で一緒に行動していたのはBさん。」
のいずれかが100%正しい精度であるとしたら。

「記憶」の「対象事象」としては

「文化祭で一緒に行動していたのはAさん。」
「文化祭で一緒に行動していたのはBさん。」
のどちらか「1つ」
の「記憶」のはずであり.

「何択にも記憶がわかれることは」
ありえません。


ただし
御相談者の御相談内容要旨御記載に
関連あるいは関与しうる「病態概念」で.


「不思議の国のアリス症候群 :Alice in Wonderland syndrome, AIWS」
という「病態概念」があります。
-------------------------------
1・「偏頭痛:migraine」をお持ちの方。
2・「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」*
をお持ちの方。
2・「反復性呼吸器感染」を「幼小児期」よりお持ちの方。
3・「幼小児期」には「反復性呼吸器感染」をおもちであったかた
4・「ある種の「向精神薬」を内服」されているかた
5・その他
-------------------------------

「不思議の国のアリス症候群 :Alice in Wonderland syndrome, AIWS」
という「病態概念」に基づく「症状・症候」として
御相談者の御相談内容要旨御記載のような
「記憶の複数化」
はおこりえます。



「 ある日思い出すと、文化祭で一緒に行動していたのはAさん。
でも別の日に思い出したら、一緒に行動していたのはBさんでした。
現実起こったのはどちらか片方のはずなのに両方明確な記憶があります。

このように、何択にも記憶がわかれることは、
一般的によくあることなのでしょうか。 」

=>

一般的に「よくおこることではありません」。


御相談者の御相談内容要旨御記載
からは
「よくおこること」ではありませんが。


「不思議の国のアリス症候群 :Alice in Wonderland syndrome, AIWS」
です。

「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
をお持ちで
「肩こり・頸こり・背中こり」が強く
「偏頭痛:migraine」の成分もおもちのかたに
稀ならずあります。









「不思議の国のアリス症候群 :Alice in Wonderland syndrome, AIWS」
につきましては。
psを御参照頂けますか。







ps
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「不思議の国のアリス症候群 :Alice in Wonderland syndrome, AIWS」

とは、知覚された外界のものの大きさや自分の体の大きさが
通常とは異なって感じられる主観的なイメージの変容した状態である
「病態概念」の「名称」があります。



この症候群の名前は
ルイス・キャロルの小説『不思議の国のアリス』で
薬を飲んだアリスが大きくなったり小さくなったりする
エピソードに因み。

955年に精神科医トッド(John Todd)により名付けられた「病態概念」です。

ルイス・キャロルは偏頭痛に悩んでいました。
彼自身がこの症状をはじめとする小説内のエピソードを
体験していたかもしれないとする推測から由来到します。

この症状では典型的には、
眼に障害がなく外界が通常と同じように見えていると考えられるにもかかわらず、
一方では主観的にそれらが通常よりも極めて小さな
、または大きなものになったように感じられたり、
ずっと遠く、あるいは近くにあるように感じられたりする「症状・症候」です。


外界が小さく感じられるものを小視症 (micropsia)、
大きく感じられるものを大視症 (macropsia)、
ひずんで感じられるものを変視症 (metamorphopsia)
と呼ぶ場合もあります。


これらの呼称には
眼底疾患など視覚そのもの障害による症状も含まれます。


「不思議の国のアリス症候群 :Alice in Wonderland syndrome, AIWS」
の「症状・症候」にはさまざまなバリエーションがあります。

1・
対象や位置が限定されている。
人の顔以外を見たときにのみこの現象が現れる事例。

2・
右半分だけが 2 倍の大きさになったように感じる事例。

例えばビデオカメラで録画した画面を再生するときに。
人物の顔と体の比率が歪みます。

全身が映し出されているにもかかわらず
その人物が何頭身であるかを認識できなくなったり到します。

またこの現象は視覚だけでなく
触覚や身体イメージ (body image) によっても起こり、
自分の片方の耳だけが何倍にも大きくなったように
感じられることもあります。






さらに、空間の感覚だけでなく
時間の感覚に関して類似した現象が起こることもあります。
時間の進み方が速くなったり遅くなったりしたように感じる人もいます。
現象は数分で終わることが多いものです。

けれども何日も継続する場合もあります。










「不思議の国のアリス症候群 :Alice in Wonderland syndrome, AIWS」
の患者さんの原因。
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1・
かなり多くの患者さんが子供のころに
感染するヘルペスの一種であり。
伝染性単核球症を引き起こすエプスタイン・バー・ウイルスの
初期感染での報告が多い。

おそらくこのために子供のころ
一過性のこの症状を体験した人は比較的多いです。

2・
大人になっても
「不思議の国のアリス症候群 :Alice in Wonderland syndrome, AIWS」

定常的にもつ人の多くは偏頭痛 (migraine) をもたれているいる可能性
があります。
あるいは「肩こり・頸こり・背中こり」の
「背中バリバリ症候群」(あだ名です)もp
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
を併発されていることがあります。*

3・
「不思議の国のアリス症候群 :Alice in Wonderland syndrome, AIWS」
はまた他のウイルスによる脳炎やてんかん、
統合失調症の患者からも報告されることがあります。

4・
さらにある種の向精神薬によってもこの症状が現れることがあります。
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「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
につきましては

山本クリニックの旧脳神経外科・神経内科相談掲示板
2003/7/23-2009/02/25
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」から
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」特集10
[2] [2008年 5月17日 20時37分32秒]
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/61066769792615.html
を御参照頂けますか。




追記
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偶然ですが「御相談者」がこの「御相談」を
投稿された7月4日は


1865年 - 『不思議の国のアリス』が出版
された日です。

不思議の国のアリス
(ふしぎのくにのアリス、Alice's Adventures in Wonderland)は、
イギリスの数学者にして作家チャールズ・ラトウィッジ・ドジソンが、
ルイス・キャロルの筆名で1865年に出版した児童文学である。

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東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/index.html

2009 0705 SUN 15:58:21

この相談への個別リンクは 
http://www.clinicayamamoto.com/list_single_N.php?s_no=102
です。




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