<過去のご相談の検索> キーワード: 
ログ番号 : 
<ご相談の書き込み> 新規に相談の書き込みをなさる時は下のボタンを押して下さい。
 

これまでのご相談・回答(新しいご相談から20件ずつ表示されます。)

 
     
【73】 題名:右小指のしびれ
相談者:びび 年齢:33 性別:女性 地域:滋賀県 2005/12/22 (木)16:46:24
五日前、入浴中に突然右手指の小指から手首にかけてしびれを感じました(親指にはしびれなし)
二日後に整形外科で診断を受けました。一日中パソ\コン入力の仕事をしていることもあり、腱鞘炎かと思っていましたが、診断は首の頚椎(5番と6番)が圧迫されたものに因る、ということでした。既往症として・甲状腺機能\亢進症、第三腰椎分離症があります。神経系の病気では、ととても心配です。宜しくお願いいたします。
     
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。

御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「尺骨神経:ulnar nerve 」領域の「しびれ感」との事です。
「感覚障害・知覚障害」には
1・「知覚消失:an-aenthsia:アネステシア」
2・「知覚低下:ヒペテシア:hypo-aestaesia」
3・「知覚過敏:ヒペレステシア:hyper-aestaesia」
4・「異感覚:デイセステシア:dys-aesthesia」
5・「錯感覚:パレステシア:para-aesthaesia」
の「5種類」が御座います。

御相談者の御相談内容要旨御記載からは
上記の「4・」「5・」の何れかである。

理由は
「感覚が低下」=「知覚低下:ヒペテシア:hypo-aestaesia」や
「感覚が過敏」=「知覚過敏:ヒペレステシア:hyper-aestaesia」
とは思われないからです。

「腱鞘炎かと思っていましたが、診断は首の頚椎(5番と6番)
が圧迫されたものに因る、ということでした。」
との事です。
「運動神経障害」を伴わないのでc5c6は断定できません。

「感覚障害・知覚障害」の場合
一番困るのは「頚椎の疾患」と間違われることです。
「絵に書いた餅のようにまたは何かの一つ覚えのように
第5第6頚椎椎間板がすりへっていて「頚椎の弯曲」がおかしい或は
「逆弯曲」だと言われてしまいます。
「臨床神経学的」に頚椎X線撮影の画像診断の「症状・症候」が
「臨床症候」と合致すれば何も問題もないのですが。
このような事例では。
99%ほぼ100%の患者さんで「頚椎X線撮影所見」或いは
「CT・MRI」は「臨床神経診断学」と合致致しません。

「一日中パソ\コン入力の仕事をしていることもあり、」
との事です。
「緊張型」の可能性は高い。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
に伴う「緊張型しびれ(あだ名です)」ではないでしょうか。


山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」

「11月からまたしびれ感と右肩の痛み [2] [2005年12月 8日 13時37分 0秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/649268457274051.html

を御参照頂けますか。


一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。
上記あくまでもご参考にまでお留めおきご無事にされて下さいませ。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci

hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
     
【71】 題名:のぼせ
相談者:川上 年齢:47 性別:男性 地域:東京都 2005/11/12 (土)21:49:32
突然立ちくらみがして以来頭がのぼせて、
鼻の辺りを押さえつけられるような感じや、
目が重く足の裏や手に冷や汗をかくようになりました。

更年期障害ではないそうです。パキシル錠を処方されて、
のぼせ感は弱くなってきましたが、
時々頭痛が続き、そのほかの症状は変わりません。

また、慢性的に首から肩にかけた凝りが取れずにいます。
数年前に、手の指がしびれて、
頚椎ヘルニアがあるといわれたことがありますが、
     
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。

御相談者の御相談内容要旨御記載から「症状・症候」は下記の「7つ」。
1・立ちくらみ+頭ののぼせ感
2・眼が重い
3・足の裏や手掌の多汗
4・時々頭痛
5・慢性的に頸から肩にかけて懲りがとれない
6.「パキシル」にて「のぼせ感」は取れたが他の「症状・症候」は不変。
7・数年前に手のしびれ(「頚椎ヘルニアがあるといわれた」)

この「症状・症候」からは
極めて典型的な
「緊張型頭痛」です。

「頭痛系の疾患」で「機能性頭痛」には
「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」等があります。
「機能性頭痛」といわれる「頭痛」の一群は各々の
「機能性頭痛」の「成分」がよく混じり合います。
「機能性頭痛」とは「「中枢神経系の「器質的疾患」
(脳腫瘍や脳血管障害等)」などによる「症候性頭痛」でなない「頭痛」
を呼称致します。


典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
です。
本邦では極めて不思議な事なのですが。
正診断率の大変低い「頭痛系の「病態」」でございます。

意味も無く「疲労ですね」或いは「ストレスですね」等と
医師より図らずともいわれてしまう病態で御座います。
「耳鼻科疾患」「自律神経失調症」「メニエル症候群」
「更年期障害」「頚椎の疾患」「うつ状態・うつ病」・「心療内科の疾患」
ととよく間違えられます。

一番困るのは「頚椎の疾患」と間違われることです。
「絵に書いた餅のようにまたは何かの一つ覚えのように
第5第6頚椎椎間板がすりへっていて「頚椎の弯曲」がおかしい或は
「逆弯曲」だと言われてしまいます。
「臨床神経学的」に頚椎X線撮影の画像診断の「症状・症候」が
「臨床症候」と合致すれば何も問題もないのですが。
99%ほぼ100%の患者さんで「頚椎X線撮影所見」或いは
「CT・MRI」は「臨床神経診断学」と合致致しません。
c5c6等の「頚椎症:けいついしょう:cervicalpndylosis」は
「20歳」をすぎればどなたにも見つかるものです。
御相談者の場合この頚椎X線撮影から「画像診断」として
「「頚椎の病気(「頚椎症」とか頚椎椎間板ヘルニア)」を
「数年前に指摘されたのでしょう」
この「病名」は一度「完全に忘れて頂く」必要がある。


1・立ちくらみ+頭ののぼせ感
=>
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「緊張型めまい感」(あだ名です)の「症状・症候」です。

2・眼が重い
=>
「緊張型」は「眼」に来ます。
正確には「眼が重い」のではなく「「上眼嶮(うわまぶた)」が重い」
のである。
「上眼嶮(うわまぶた)」から眼球を押すと「いたい」が
「下眼嶮(したまぶた)」から眼球を押しても「いたくない」
のがおわかりと思います。
一度「ためされてください」。

3・足の裏や手掌の多汗
=>
「緊張型」の方は多汗症になります。
「早朝時」に頭から汗がしたたりおちたり
下着が汗で「肌にへばりつく」御経験がおありでしょう。

4・時々頭痛
=>
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
です。

5・慢性的に頸から肩にかけて懲りがとれない
=>
「肩こり・頸こり・背中こり」」は
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の特有な「症状・症候」です。

6.「パキシル」にて「のぼせ感」は取れたが他の「症状・症候」は不変。
=>
「緊張型」の患者さんは「パキシル」で「症状・症候」が悪化
する事があります。
御留意下さい。

7・数年前に手のしびれ(「頚椎ヘルニアがあるといわれた」)
=>
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「緊張型しびれ」(あだ名です)です。


御相談者の御相談内容要旨御記載からは
典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
で御座います。
「緊張型」の治療法ですが
筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても
「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)

しっかり治されるためには「頭痛系の疾患」がお得意な
「脳神経外科専門医」の先生を御受診されると宜しいと
今の私は考えます。


但し「脳神経外科専門医」の先生の中にも「頭痛系の疾患」が
苦手な先生のいらっしゃいます。このことは何卒覚えておかれて下さい。


結論:
「「緊張型頭痛」のようである」と仰られて
「頭痛系の疾患」がお得意な「脳神経外科専門医」の先生
を御受診されるのが宜しいと考えます。


上記・下記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

ps
この
御相談は
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
に移植致しました。
のぼせ [2] [2005年11月13日 8時26分23秒]
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/394030890268372.html
として更に「御回答」を詳述して御座います。


東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
     
【70】 題名:めまい
相談者:ゆり 年齢:27 性別:女性 地域:神奈川県 2005/11/05 (土)23:30:06
初めてメールさせていただきます。

27歳女性です。

最近、気になる頻度で起こるのですが、
突然頭の中がグラッと揺れたようになり、
その瞬間意識を失うような感覚と気持ち悪さに襲われます。

しかし、これはトータルではほんの短い時間なので特に気に
留めていなかったのですが、デスクワークをしている時、
電車に乗っている時、歩いて話している時など、最近になって
以前よりも頻度が増してきたように感じます。
また、気持ち悪さはしばらく残ってします。

この事と関係があるのかは分からないのですが、
この症状が出てきたのと同じ位の時から会議中や書類を読んでいる時等に
眼球が上下に小刻みに揺れるようになりました。

特に生活に変化があったわけでもなく、
貧血持ちでもないので頭が関係していたら・・・と少し心配です。
検査等は受ける必要はあるのでしょうか?



     
アれはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。

「頭が関係していたら・・・と少し心配です。」が
この御相談者の御相談内容要旨御記載の「症状・症候」が
「中枢神経系の器質的疾患由来の巣症状(そうしょうじょう)」
が「御心配」ということであれば「御心配無用」です。
だから
「検査等は受ける必要はあるのでしょうか?」との事ですが
積極的な必要性はないと今の私は考えます。

めまいには「真性眩暈」と「仮性眩暈(ふわふわ感)」があります。
1・「真性眩暈:しんせいげんうん」であればこれは
前庭機能・平衡機能の「障害」ですから一大事ですが「ワープロ」を
おうちになられるのであるからこの可能性はありません。

2・「仮性眩暈:かせいげんうん(ふわふわ感)」は
幅広く発生する俗に言う「めまい感」と呼称されるものです。
「仮性眩暈(ふわふわ感)症候群」とも呼称されます。

御相談者の御相談内容要旨御記載からが「眩暈:げんうん:めまい」は
「仮性眩暈:かせいげんうん(ふわふわ感)」である。

「仮性眩暈:かせいげんうん(ふわふわ感)」といっても
「仮性眩暈(ふわふわ感)」は時として「真性眩暈」よりも
「症状・症候」が「唐突」で「不気味であり」一体何が起こったのだろうと
御心配は高いものです。

「仮性眩暈:かせいげんうん(ふわふわ感)」に加えて
「会議中や書類を読んでいる時等に
眼球が上下に小刻みに揺れるようになりました。」という「症状・症候」
が出現されています。


さて
御相談者は「肩こり・頸こり・背中こり」」を御持ではないでしょうか。
もしも御相談者に「肩こり・頸こり・背中こり」」がお強い様であれば。
この「ふわふわ感」「くらくら感」は
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
に伴う
「緊張型めまい感」(あだ名です)であると考えられます。
正診断率の大変低い「疼痛系の「症状・症候」」でございます。
意味も無く「疲労ですね」或いは「ストレスですね」等と医師より
図らずともいわれてしまう病態で御座います。

2月・6−7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/7falモ窒奄唐奄刀jすることが多いです。

「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」に
伴う「緊張型めまい感」(あだ名です)であれば
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」の
「治療戦略」をとりこれを治していかないと「症状・症候」はとれません。

「緊張型」の治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても「星状神経節ブロック(SGB)」は
全く「効果」がありません)

しっかり治されるためには「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」を
御受診されるのが宜しいと考えます。
但し「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」でも
「機能性末梢神経障害」に苦手な先生もいらっしゃいます。
このことは何卒に御銘記下さいませ。




怖い状態ではありません。
怖い病気ではありません。
だから絶対に心配なさいませんように。

なお
「仮性眩暈:かせいげんうん(ふわふわ感)」につきましては
biglobe/ビッグローブ山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」から
仮性眩暈(ふわふわ感)症候群 [2] [2005年10月28日 18時34分31秒]
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/243556919581355.html
の「過去の御相談と御回答」が御座います。
宜しければ御参照
いただければと考えます。
この山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題にとぶには
この相談掲示板の質問ナンバー「60」-「61」の間にある「バー」から
「山本クリニックHomePageへ」をクリックして頂きそこから相談掲示板に
入れます。

結論:「中枢神経系の器質的疾患由来の巣症状(そうしょうじょう)」
(「中枢神経系の「器質的疾患」(脳腫瘍や脳血管障害等)」からの「症状・症候」)
ではありません。
だから積極的な精査が必要な状況ではありません。
けれども「機能性末梢神経障害」にお強い「脳神経外科専門医先生」の
「臨床神経診断学」による「病態」把握が必要な状況であると把握致します。

上記あくまでもご参考にまでお留めおきご無事にされて下さいませ。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

なお
この新規相談掲示板の御相談者の相談は
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html

「めまい [2] [2005年11月 6日 14時 9分41秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/0155018752711875.html
として「移植」致しました。
さらに詳細な補足をさせた御回答をさせて頂きました。

東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci

     
【69】 題名:人差し指の痛み
相談者:ぞうさん 年齢:40 性別:女性 地域:大阪府 2005/08/21 (日)01:13:14
初めてメールします。

40歳、女性です。

2ヶ月ほど前から左手の人差し指が痛くて、気になっています。
手をグーにして握った時に、親指で人差し指の側面の
第一関節から上の部分を押さえると、痛いのです。(右手はなんともないです。)
普通にしていると、全く痛みは感じませんが、
親指と人差し指で何かを挟む動作、
例えば、洗い物をしていてお皿を持つとか、
スナック菓子などの袋を開けるとか、
また、スイッチやポンプを人差し指で押すという動作の時には、
ズキンと痛みを感じます。
今から1ヶ月ほど前に整形外科で診てもらいました。
レントゲンは全く異常はない、ということでしたが、
<ヘバーデン結節>の初期かもしれない、と言われました。
インターネットで、調べたところ、
確かに症状に当てはまるものはありますが、
身内にそのような病気の人もないですし、
どうも違うような気がしてならないのです。
あれから1ヶ月経ちますが、相変わらず指は痛く、症状に変わりはありません。
神経に関係があるのではと思い、こちらに質問をしてみました。
なにか考えられる病気はあるのでしょうか?
よくなるんでしょうか?
宜しくお願いします。
     
ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持が大変によく判る御相談です。

「Heberden nodes:ヘバーデン結節」とは「遠位指節関節:DIP関節」の
「変形性関節症」のことです。

極めて判りやすく言えば
「Heberden nodes:ヘバーデン結節」は「遠位指節関節:DIP関節」
の「「関節軟骨」の変性」+「「関節」の「反応性骨増殖」」です。
だから
「手指X線撮影」で極めて特徴的な所見を示します。

因みに「遠位指節関節:DIP関節」ではなく同じ「病態」が
「近位指節関節:PIP関節」に発生した場合は
「Bouchard nodes:ブシャール結節」と呼称されます。

「Heberden nodes:ヘバーデン結節」は
「遠位指節関節:DIP関節」の
1・「自発痛:じはつつう」と「運動痛:うんどうつう」
2・「運動制限」が特徴的です。
3・また関節周囲の「骨棘:こっきょく」と「皮膚軟部組織腫脹」により
「遠位指節関節:DIP関節」の指の側面を押さえつけると痛いことが
あります。
4・時には「関節背側」に「ゼリー状」の内溶液の貯留することがあります。
嚢胞=「mucous cyst:ミューカス・シスト」と呼称致します。


「Heberden nodes:ヘバーデン結節」はほとんどが閉経後の
御婦人に発生します。
45歳以上の御婦人に多いものです。
10:1で女性に多いものです。


さて
御相談者の御相談の御記載内容からは
「Heberden nodes:ヘバーデン結節」ができるにしては
お若すぎると思います。
また
「お受けもちの先生」の「手指X線撮影」の「画像診断」ですが
「異常所見無し」とのことです。
「今から1ヶ月ほど前に整形外科で診てもらいました。
レントゲンは全く異常はない、ということでしたが、
<ヘバーデン結節>の初期かもしれない、と言われました。」
との事です。

「手指X線撮影」に「異常所見無し」の「Heberden nodes:ヘバーデン結節」は
ありえませんから
「Heberden nodes:ヘバーデン結節」ではありません。

すなわち
「Heberden nodes:ヘバーデン結節」特有の
「「Heberden nodes:ヘバーデン結節」は「遠位指節関節:DIP関節」
の「「関節軟骨」の変性」+「「関節」の「反応性骨増殖」」の「異常所見無し」
であり
「手指X線撮影」は「全く正常」との事。
また
「2ヶ月ほど前から左手の人差し指が痛くて、気になっています。
手をグーにして握った時に、親指で人差し指の側面の
第一関節から上の部分を押さえると、痛いのです。(右手はなんともないです。)
普通にしていると、全く痛みは感じませんが」と
「臨床症候」から「Heberdennodes:ヘバーデン結節」に特有の
「自発痛:じはつつう」

御相談者の御相談の御記載内容からは
「遠位指節関節:DIP関節」周囲の「皮膚軟部組織」の「病態」の可能性
があります。
けれども怖い「病態」ではありません。
多分に
「遠位指節関節:DIP関節」周囲に限局して
「軟部組織」に「炎症性」の反応をおこされている可能性があります。

原因は「外力」によるものと考えます。

「末梢神経障害」を御心配されています。
「遠位指節関節:DIP関節」付近の「末梢神経障害」が発生している
可能性はあります。
けれども「知覚障害」のみである。
「「末梢神経」でも「運動神経系」の「症状・症候」はおありでない。
だから困るような「末梢神経障害」ではない。

+++++
結論:

「なにか考えられる病気はあるのでしょうか?
よくなるんでしょうか?」
との事です。

御相談者の御相談の御記載内容からは
40台の御婦人の「遠位指節関節:DIP関節」に多発する
「機能性末梢神経障害」が最も考えられます。

「治療戦略」としては「急激な」「加速度的な」
「遠位指節関節:DIP関節」の運動をさけられて
他の指で上手にお仕事をされると宜しいと今の私は考えます。

「機能性末梢神経障害」であり
「Heberdennodes:ヘバーデン結節」ではないように今の私は考えます。



上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にお大事にされて下さいませ。
何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。

東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
2005/08/21 15:49:59



     
【68】 題名:髄膜炎の後遺症
相談者:匿名希望 年齢:74 性別:男性 地域:東京都 2005/08/11 (木)12:05:01
お世話になります。74歳の義父。
約3週間前に、突然、高熱(〜40度)が出て意識朦朧の状態となり
救急車で都内の某病院に緊急搬送しました。
当日、解熱剤投与、点滴(電解質溶液)により病院で治療を受けたら、
5時間ほどで熱も平熱に戻り本人も元気で歩いて帰宅しましたが、
その後、中一日おいてまた高熱が出て意識朦朧となったため、
同じ病院に再入院させました。

前回と同様な処置を受け更に抗生剤(ユナシンS)を併用し
熱は平熱に戻りましたが言葉がたどたどしく自発的な発言が無い
(記憶は比較的確か)、また体力的に衰弱しており、自発的に排尿排便できず
、歩行も困難な状態になりました。
そして再入院後6日目に髄液を検査した結果
髄膜炎(細菌性)と診断され現在に至っています。
MRIやCTの検査も受けておりますが脳に特に異常は見られないとの事。

担当医の話では抗生剤は効いており髄液中の細胞数も減少してきているので
髄膜炎のほうはあと二週間ほどで治癒するが、
後遺症として自発的な歩行や排尿排便ができない(つまりは車椅子生活)
ことや、痴呆症状が残る可能\性はある程度覚悟するようにとの話しでした。

やはり髄膜炎の後遺症としては、
最悪、このような状態は覚悟すべきで全快はまったく見込めないのでしょうか?
あるいは、何か良い処置がありますでしょうか?
よろしくお願い致します。
     
アれはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。

1・約3週間前に「高熱」+「意識障害」の「譫妄状態:delirium」
2・「救急車にて緊急担送」。
「電解質補液・輸液(点滴静脈注射のこと)療法」=「細胞外液補液」+
「解熱剤」にて「一時寛解」=>5時間ほどで「自宅に戻る」。
3・翌々日「1・」と同様に「熱発」+「意識障害」の「譫妄状態:せんぼうじょうたい:delirium:デリリウム」
4・「3・」の「エピソード」は「解熱剤」+「細胞外液補液」による
「補液・輸液(点滴静脈注射のこと)療法」+適切な「抗生物質」の「経静脈投与」
5・{1・」「2・」「3・」「4・」以後に。

6-1・「「自発性の低下」を基調とした「精神症状・症候」(記憶は比較的良好)
6-2・「「排尿・排便」には「意識的排尿・排便」と「自動的排尿・排便」がある。」

「意識的排尿・排便」の低下=「失禁はしていない」
6-3・「歩行障害」

の「3種類」の「症状・症候」が出現。

7・「再入院後6日目に髄液を検査した結果
髄膜炎(細菌性)と診断され現在に至っています。」=「熱発」は「細菌性髄膜炎」
が原因。
けれども「細菌性髄膜炎」の更なる「原因」は「不詳」。
8・脳CT・脳MRIにて「画像診断」では
「中枢神経系の「器質的疾患」(脳腫瘍や脳血管障害・水頭症等)」はない。

9・「お受けもちの先生」も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。
「お受けもちの先生」の判断では「細菌性髄膜炎」は「抗生物質」にて
「解決可能」である。けれども
「6-1+2+3」の「症状・症候」は残る。


まず「お受けもちの先生」は極めて「御義父様・74歳」に対して
当初より「極めて」適切な「治療戦略」を立てられている。

「1・」=高熱による脱水に対して
「細胞外液補液」による「補液・輸液(点滴静脈注射のこと)療法」=>「2・」{
「3・」「熱発」に対して「抗生物質」経静脈投与に加えて
「細胞外液補液」による「補液・輸液(点滴静脈注射のこと)療法」=>「4・」+
「5・」以後に発症した
「6-1+2+3」=「精神症状=自発性低下+排尿障害+歩行障害」に対して
「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)」の「画像診断」による
「除外診断」 +
「腰椎穿刺:lumbar puncture:ルンバール」による「熱原」として
「細菌性髄膜炎」の確定 +
「6-1+2+3」の「症状・症候」=「両側前頭葉「症状・症候」」
の出現が回復遷延するであろうことを「御診断」 +
=>「「御家族」への告知」。

「お受けもちの先生」は「大変に鋭い感」をもたれた
切れ味鋭い大変に御優秀な先生であると思われます。



「やはり髄膜炎の後遺症としては、
最悪、このような状態は覚悟すべきで全快はまったく見込めないのでしょうか?」
=>
「御義父様・74歳」が「細菌性髄膜炎」を起されたのは
「基本的原因」は呼吸器感染と「推測」が可能です。
「御義父様・74歳」の御年齢で「細菌性髄膜炎」を起される
というのは「内科的な背景要因」としては「体力」が「限界」
であられたことが大きいと今の私は考えます。
「今現在」が「最良」の「御状態」であられたと御考えになられた
ほうが宜しいと今の私は考えます。

「あるいは、何か良い処置がありますでしょうか?」
=>
この度は「細菌性髄膜炎」でしたが「肺炎」を起される
「可能性」が今後大変に大きいというように今の私は考えます。
「御義父様・74歳」の「6-1+2+3」は「両側前頭葉症状・症候」
です。
なるべく「刺激」をされて頂きたい。
「記憶は比較的保たれている」=「側頭葉」の「症状・症候」は
「まぬがれている」。
「前頭葉−側頭葉」型の「症状・症候」がでると。
「御家族」も認識できなくなり「痴呆」としては辛いです。


「後遺症として自発的な歩行や排尿排便ができない(つまりは車椅子生活)
ことや、痴呆症状が残る可能\性はある程度覚悟するようにとの話しでした。」
=>
「お受けもちの先生」は「大変に鋭い感」をもたれた切れ味鋭い
大変に御優秀な先生であると思われます。

「中枢神経系専門医先生」のあとは
「リハビリテーション専門医先生」 及び 「及びリハビリテーション技師先生」
の「両腕」に「御義父様・74歳」の今後はかかられています。
是非とも
「お受けもちの先生」に「リハビリテーション専門医先生」への「御受診」を
そして「加療」を今現在から開始されるように申し出られて下さい。



1・「肺炎は怖い「御状態」」である。
これに対する「予防」或は早期発見の「治療戦略」。
2・そして
腕利きの「リハビリテーション専門医先生」の「治療戦略」が大きな要(かなめ)
になると今の私は考えます。
3.痴呆にお強い「精神科専門医先生」の併診も必要かもしれない。

けれども
「お受けもちの「中枢神経系専門医先生」」が「腕利き」で
本当に宜しかったです。

4・「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)*」の
「3徴候」=「自発性低下」+「失禁」(初期には排尿障害)+歩行障害。
「お受けもちの先生」も気が付かれています。
今現在は脳CT・脳MRI「画像診断」では(-)。
けれども「お受けもちの先生」が「神経内科専門医先生」であれば。
念のため「脳神経外科専門医先生」も「御受診」のこと。

5・「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)」は
「脳室腹腔短絡手術:venticulo-peritoneal shunt;VPシャント」
にて劇的に改善致します。




*「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)」は
「細菌性髄膜炎」「頭部外傷」「くも膜下出血(SAH)」のあとに
出現する「病態」。



一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
2005/08/11 16:05:10



相談掲示板入室ページへ   このページのトップへ(新規相談書き込み)   山本クリニックHomePageへ   メール
     
【67】 題名:抗痙攣剤。止めても良いか??
相談者:匿名希望 年齢:50 性別:男性 地域:静岡県 2005/07/24 (日)02:28:03
今秋20歳になる息子の件です。
1、3年前交通事故で脳挫傷、頭蓋低骨折、クモ膜下出血、硬膜下血腫、髄液漏etc
  後遺症:軽度の健忘、嗅覚脱失、雨時の頭痛と傷跡の痛み、親だけが判る微妙な違い
  3年間デパケン錠(200mg)朝、夕2錠づつ服用。
  3年間痙攣無し。脳波異常無し。
2、デパケンの今後の服用について医師は「止めたいのであれば止めても良い時期では
  あるが今後の事は誰にも解らない」「止めなければ良かった・・と、後悔したく無い
  のであれば服用を続けるべきだ。」「判断は自分でしなさい。」と、言ってます。
  迷っています・・。ご意見をお聞かせください。
※ 息子本人は止めても良いと思っています。親としては服用を止めれば眠気とか
無気力感とかが軽減するでしょう・・少しでも頭の中をスッキリとさせたいです。
  薬づけの体では将来が心配。でも、もっと恐いのはダメージの大きい発作です。
  
     
これはさぞかし御心配であろうと存じます。

「頭部外傷」或は開頭手術等の術後の「抗痙攣剤」の「中止時期」に
関してはこのような御相談は患者さんのみならず
「脳神経外科専門医医師」の間でも長い事問題にされておりました。
=>
「日本脳神経外科学会」では通達時期は忘れましたが
「ガイドライン」として「2年間にて抗痙攣剤服用中止する」
とされているはずです。

1・御子息様の「頭部外傷」は
「脳挫傷」=「
「外傷「くも膜下出血(tSAH)」+
「硬膜下血腫:acute subduralhematoma:aSDH]と考えられるから。
外傷の「病態」は「脳挫傷」です。

2・1・に付随するものとして
「頭蓋底骨骨折」=「前頭蓋底骨骨折+中頭蓋底骨骨折(もあるか)」+「α」
とこれらの誘導「病態」として
「嗅神経障害」+「髄液漏(ずいえきろう)」
があったと考えられる。

3・とって「1・」+「2・」が「頭部外傷」の本体=「脳挫傷」+「頭蓋底骨骨折」
と考える。

4・「3・」の中で「症候性痙攣発作」を起しうるのは「脳挫傷」のみ。
だから「脳挫傷」の「広がり」「部位」が「痙攣発作」誘発性の頻度を
考える上で重要なこととなります。

5・御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「頭部外傷」後に何処の時期においても
「中枢神経系の「器質的疾患」(「頭部外傷」)」による
「中枢神経系の器質的疾患由来の巣症状(そうしょうじょう)」・
例えば「運動麻痺」或は「記銘力障害」の有無の御記載はありません。
これらは無かったと仮定させて頂きます。

6・「デパケン」=「バルプロ酸ナトリウム」は今現在800mgを
毎日内服されているようですが「血中濃度」は如何でしょうか。
「デパケン」=「バルプロ酸ナトリウム」の
「有効「血中濃度」」は20−40と抗痙攣剤の中でも幅広い数値域です。

7・適切な表現が思い浮かばないのですが
抗痙攣剤を「デパケン」=「バルプロ酸ナトリウム」200mg錠を2錠づつ
朝夕内服を毎日欠かさずは「できそうでいて至難の業です」。


8・「日本脳神経外科学会」では通達時期は忘れましたが
「ガイドライン」として「2年間にて抗痙攣剤服用中止する」
とされているはずです。

9・「お受けもちの先生」の
「医師は「止めたいのであれば止めても良い時期では
あるが今後の事は誰にも解らない」「止めなければ良かった・・と
、後悔したく無いのであれば服用を続けるべきだ。」
「判断は自分でしなさい。」と、言ってます。」
との事です。
「専門知識の無い患者さん」に「判断は自分でしなさい。」
と「脳神経外科専門医」は言えませんから。
「お受けもちの先生」の「内容」は。
「止めたいのであれば止めても良い時期ではある」が「本音」でしょう。

10・「8・」+「9・」から
御子息様様は「抗痙攣剤」内服を「中止する時期」であると
「お受けもちの先生」は判断されていると
今の私は考えます。

11・御相談者の御相談内容要旨御記載から判断しうる限りの
御記載内容からは私であれば患者さんには「抗痙攣剤の内服を中止致します」
と申し上げます。

12・「デパケン」=「バルプロ酸ナトリウム」を「頭部外傷」後「3年目」
としては量的には「多いかな」と思われる「毎日800mg」をも
内服されているのを「休薬」されたほうが
よほど「治療戦略」としても「すっきりとされる」と
今の私は考えます。

13・「でも、もっと恐いのはダメージの大きい発作です。」
との事です。
=>14


14・結論:
今後御子息様が遭遇する「社会人」としては様々な「リスク」が
あるはずです。
「社会のリスク」で「失敗」してダメージを被り打ちひしがれる
こともあるでしょう。そして「立ち直られて」立派な「社会人」として
齢を重ねられるわけだが。
このような「ダメージ」のほうが「質量的には」「痙攣発作」の
ダメージより遥かに大きいこともあるはずです。
「バルプロ酸ナトリウム(デパケン)」800mg・日の内服では
頭も「ボー」とされるでしょう。
「親だけが判る微妙な違い」もそこから起因されている可能性もある。
「デパケン」=「バルプロ酸ナトリウム」を中止されてみて宜しいと
思います。

人間には「今日」と「明日」しかありません。
御子息様にあられては「頭部外傷」の「エピソード」を
速く断ち切られ。そして今後の
「強靱な精神力と強靭な生活力」をもたれる「方策」のほうが「抗痙攣剤」より
重要であるかもしれません。

如何でしょうか。

ps1
坂本竜馬 (1835〜1867)
この江戸末期の志士は齢20歳にして日本と世界を揺るがしました。
享年22歳。奇しくも享年日は彼の生誕日であった。
坂本竜馬曰く。
*世の中の人は何とも言わば言え。わが成すことは我のみぞ知る。
*何でも思い切ってやってみることですよ。どっちに転んだって人間はいずれ
幸いにも一生を終えれるのだから。

ps2
「ジュリアス・シーザー:イウリアス・カエサル :
Gaius Julius Caesar 前100〜前44)」
は有名な「てんかん」持ちである。
けれども史実に違わぬ大変な天才政治家であり帝王。
そのため「てんかん」のことを古代ローマでは
「morbus sacrae:モルブス・サクラエ:聖なる病気」
と呼称。


上記あくまでもご参考にまでお留めおきご無事にされて下さいませ。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
2005/08/24 08:41:25




     
【66】 題名:木から落ちました。
相談者:みなみ 年齢:6 性別:女性 地域:兵庫県 2005/06/25 (土)20:56:57
突然のメールで失礼します。
木曜日に6歳の娘が2メートルほどの木から落ちました。
一瞬気を失ったようですが、すぐに意識は取り戻し、
私がかけつけると眠たいといって寝ようとしました。

病院に行ってCTをとってもらいましたが、
異常はないということで家に帰りましたが、
その後夜中に4回ほど吐きました。

次の日の朝にもう一度病院に行ってCTをとりましたが、
大丈夫、明日には良くなっているよといわれ吐き気止めを
もらい帰宅しました。

今現在(土曜日)、頭がくらくらするといい、一日中寝て過ごしました。
(金曜日も一日中寝ていました)
医師からすぐに良くなるといわれたので、とても不安です。

そこで質問ですが、
脳震盪を起こすとこのような状態になるのですか?
家でゆっくり寝ているだけで良くなるのでしょうか?
そもそも脳震盪という診断に間違いはないですか?

お忙しいとは思いますが、回答のほどよろしくお願い致します。

     
イ心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。
お子様は成人と異なり「頭でっかち」で「八頭身」では
ありません。
いきおい「小児頭部外傷」は頻度多いものとなり
「御母様」御両親の御心配はつきません。

1・
さて
「病院に行ってCTをとってもらいましたが、
異常はないということで家に帰りましたが、」
との事です。

「御受診」されたのは「脳神経外科専門医先生」でしょうか。
脳CTを撮影されたのは「脳神経外科専門医先生」でしょうか。
終始今現在まで「お受けもちの先生」が
「脳神経外科専門医先生」であらばなんら問題は御座いません。


「小児頭部外傷」の場合
「お受けもちの先生」が「脳神経外科専門医先生」でないのであれば
これは「小児頭部外傷」管理の上で「診断」もふくめて
なんの意味もありません。

2・
「病院に行ってCTをとってもらいましたが、
異常はないということで家に帰りましたが、
その後夜中に4回ほど吐きました。」との事です。
この「「悪心・嘔吐・めまい・ふらつき」は
「若年性頭部外傷症候群juvenile head trauma syndrome」
と呼称される「症状・症候」で御座います。
場合により「一過性に全盲」の「症状・症候」を呈することすらも御座います。
「若年性頭部外傷症候群 juvenile head trauma syndrome」
は「極めて良性」なものであり何ら「御心配無用」で御座います。

3・
「そこで質問ですが、
脳震盪を起こすとこのような状態になるのですか?
家でゆっくり寝ているだけで良くなるのでしょうか?」
との事です。
「脳震盪:commotio cerebri :cerebral concussion:CC」の「診断」
が「正しいと仮定して」
「脳震盪:commotio cerebri :cerebralconcussion:CC」を
おこすから「御相談者の御嬢様」のような「症状・症候」が
必ず出るというわけでもありません。
但し
「小児頭部外傷」の受傷時機転から
「木曜日に6歳の娘が2メートルほどの木から落ちました。
一瞬気を失ったようですが、すぐに意識は取り戻し、
私がかけつけると眠たいといって寝ようとしました。
」の「「外力」は少なからぬものがあるとおもいます。
「頭部」のみで「外力」を受け止めたとは考えられませんから
当然「全身打撲」も併発されていたと思います。

また「小児頭部外傷」後は
「若年性頭部外傷症候群juvenile head traumasyndrome」と
あいまって
小児特有の「上気道感染」(「咽頭炎」・「喉頭炎」・「副鼻腔炎」など)」
等を起しやすいものですから
御留意ください。


4・
「そもそも脳震盪という診断に間違いはないですか?」
との事です。
御相談者の御相談内容要旨御記載からみて
「意識障害」は「+」でありすぐに回復。
また脳CTにて「2回数」にわたり「「異常所見」無し」
であるわけです。
「脳震盪:commotiocerebri :cerebralconcussion:CC」
の「診断」で宜しいと今の私は考えます。


5・但し私は気懸かりなのは
病院を受診され脳CTを撮影された「御受科目」の御記載がないこと
です。
「脳神経外科専門医先生」以外の診療科目で「小児頭部外傷」の
「臨床神経診断学」も含めた「診断」は不可能。
だからもしも「小児科専門医先生」を御受診されて脳CTを
とられたのであれば。
「小児頭部外傷」に関してはなんら診療が行われていない
究極性がありますから。
あらためて「脳神経外科専門医先生」を御受診される事を
お勧め致します。

「小児頭部外傷」自体「軽症」でも「重傷」でも「深刻」なものですから
「脳神経外科専門医先生」以外の「診療科目」で「御受診」されたのであれば
「そもそも脳震盪という診断に間違いはないですか?」以前の問題になります。
なぜなら
「頭部外傷」には「意識清明期:lucidnterval:LI:ルシッド・インターバル」
という
「意識清明期」は「頭部外傷」の後に
現在意識状態は「清明」であっても時間経過とともに
「意識障害」が出現するという怖い落とし穴がありこれを
「見破れる」のは研鑽を積まれた
「脳神経外科専門医先生」のみ可能で御座います。



一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

上記あくまでもご参考にまでお留めおきご無事にされて下さいませ。
取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。

東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
2006/06/26(日)08:578:00



「小児頭部外傷」の注意点を++位下に御記載致します。
御参考になれば何よりです。
++++++++++++++++++++++++

##1
「頭部外傷」の場合必ず「脳神経外科専門医」を御受診下さい。

##2
「頭部外傷」で「脳神経外科専門医」を御受診されるとき
伝達しなければならない「大事な情報」がございます。

##3
「受傷時」の情報とりわけ
###1
「頭部外傷の日時と時刻」=「何月何時何分(何秒)」は
最重要で御座います。

及び
###2
「意識障害の有無」も最重要で御座います。

###3
「受傷機転(何にどのようにして頭のどの「部位」をぶつけた)
も最重要でございます。
「御母様」が目撃されていたら問題はないです。
この場合周囲の子供さん達で「目撃者」は必ず
いますから「しつこく聞きまわり情報をあつめることが重要」。

あとになり
「受傷機転(何にどのようにして頭のどの「部位」をぶつけた)
の「情報」如何によっては「治療戦略」に大きな差が出ることが
御座いません。

##4
まずは「小児頭部外傷」の場合は慌てずに動かないで。
たとえば病院終業後や夜間や週末は総合病院など
腕利きの先生がいないことが
多いですから。

##5
しっかりとした「脳神経外科専門医」先生を必ずや
御受診されて下さい。

##6
よくある御質問を貼布いたします。
(Q1)今後、どの程度の期間、どのような点を注意して
経過観察すれば宜しいでしょうか?
##1
まずは慌てずに夜や夕方の場合には動かないで。
また週末は総合病院など腕利きの先生がいないことが
多いですから注意されて下さい。
##2
しっかりとした「脳神経外科専門医」先生を必ずや
御受診されて下さい。

(Q2)後頭部打撲後、所謂「たんこぶ」ができてるから
大丈夫という人が多いですが
医学的根拠がございますでしょうか?
##1
全くの医学的根拠の毛頭も無い「危険極まりない」
「間違った情報」で御座います。

(Q3)単に親の安心のためにX線の検査を
1歳弱の
小児に行うのは
デメリットの方が大きい事でしょうか?
放射線量が気になります。

##1
「親の安心」ではありません。
とんでもありません。
##2
小児頭部外傷のなかでもとりわけ「後頭部打撲」
は怖いと思います。
##3
もしも「3歳未満で骨折」があった場合。
##4
「成長骨折(増大骨折)」
の心配がありますから3歳まで経過観察は続きます。
##5
お気持ちは判りますが
「脳神経外科専門医」を御受診されない
「現実的な危険」=デメリットは計り知れません。
++++++++++++++++++++++++

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
     
【65】 題名:低血圧症だとは思うのですが…
相談者:ちっち 年齢:21 性別:女性 地域:東京都 2005/06/25 (土)05:02:32
はじめまして。

最初にめまいを起こしたのは17才くらいの時で、
目の前がスモークがかった映像になりキーンという耳鳴りがしました。

そして19才になって、よく電車で立っていてめまいを起こすようになりました。
特に夏になることが多くて、まずクラっとし始めて気持ち悪い感じになり、
どんどん視界が白くなっていくんです。
急いで降りるんですがその時は、ほぼ何も見えない状態でトイレまでたどりつき、
そこで力が一気に抜ける感じです。
でもずっとではなく、少したったらまた元に戻るのです。

その後、電車で何回かあって20才の夏にとうとう意識がなくなってしまいました。
でも2〜3駅分くらいの時間で、
その間に何回か意識が一瞬戻ってすぐにまた意識がなくなってという状態でした。

さすがに恐くなったので、病院に行ったら低血圧症と診断されました。
たしかに上が80いかない程だったので、
納得して血圧を安定させるお薬をもらいました。

夏になることが多かったし、実際に低血圧だったので
きっと低血圧症だとは思うんです。

しかしちょっと食い違ったところとかもあるし、
脳神経の症状に当てはまるところもあるので心配になって
書き込みさせていただきました。

あとほぼ「電車」で起こるので、それは、
精神的なところでもめまいを起こさせているのでしょうか…?
めまいを起こした後の数日は電車が恐くてたまらなくなります。

どうぞよろしくお願いいたします。
     
イ心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


「・略・

さすがに恐くなったので、病院に行ったら低血圧症と診断されました。
たしかに上が80いかない程だったので、
納得して血圧を安定させるお薬をもらいました。」
との事です。



御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「本態性低血圧症」=「常時に収縮期血圧(上の血圧)が100より低い」
でいらっしゃり・
「めまい感」や「ホワイト・アウト:whiteut」=
「どんどん視界が白くなっていくんです。
急いで降りるんですがその時は、ほぼ何も見えない状態でトイレまでたどりつき、」
の「症状・症候」もおありのようです。

「夏になることが多かったし、実際に低血圧だったので
きっと低血圧症だとは思うんです。」との事です。
「お受けもちの先生」から伺われて
御相談者が御指摘のように「本態性低血圧症」でいらっしゃいます。

「しかしちょっと食い違ったところとかもあるし、
脳神経の症状に当てはまるところもあるので心配になって
書き込みさせていただきました。」
との事です。
「中枢神経系の「器質的疾患」(脳腫瘍や脳血管障害等)」
由来の
「中枢神経系の器質的疾患由来の巣症状(そうしょうじょう)」
は御相談者の御記載には見当たるものは御座いません。

だから
「中枢神経系の「器質的疾患」(脳腫瘍や脳血管障害等)」
を積極的に「御心配」は「無用」。


「本態性低血圧症」の「症状・症候」は乗り物の中などで
発症しやすいのでさぞかし御不自由されていらっしゃるとは
思います。

さて
「本態性低血圧症」以外に「症候性低血圧症候」は
「心療内科専門医先生」などで「向精神薬」を内服されているときに
全例ではないが起こることも御座います。

また
御相談者の場合「甲状腺機能」なども含めて
「内科的な背景要因」につき精査されておかれる必要があると
今の私は考えます。
一度大学病院の「内科外来」の「内科専門医先生」を「御受診」
されることをお勧めいたします。
この場合はまずは「循環器内科先生」が宜しいと今の私は考えます。


一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
上記あくまでもご参考にまでお留めおきご無事にされて下さいませ。
取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。

東京都世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
8005/06/25(土) 07:24:35

     
【64】 題名:頭に水が溜まっていました。
相談者:めまい 年齢:27 性別:女性 地域:千葉県 2005/06/01 (水)20:39:58
5月上旬にふらつきがあったので近くの医院に行ったら、
めまいと診断されました。
頚椎の血液の流れが悪くなってめまいが起こる。
体質と季節によるものと説明ありました。耳鼻科では異常はありませんでした。 

総合病院の脳神経外科でCTを撮ったところ
頭に水が溜まっていると言われ念のためMRIをとってまだ結果は聞いていない状態です。

インターネットで調べると硬膜下水腫という病名が出ていて不安になりました。
精神科に通い不安剤とうつ剤を服用しています。
6年ほど通院しています。 

先生には頭部の水が問題なければ自律神経失調症と言われました。
頭の水について飲酒量を聞かれましたがどういう関係があるのでしょうか。

自律神経失調症の場合(精神科には通っていますが)
いつまでめまいやふらつき、手足のしびれが続くのでしょうか。


     
イ心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。

++++++++++++++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
1・「水が溜まっている」
2・「自律神経失調症」?で苦労されていらっしゃる。
という「2つ」の御相談が御座います。
1・に関しては御小さい時からお持ちの「慢性硬膜下液貯留」
という「病態」であり「御心配無用」。
2・に関しては単純に「自律神経失調症という病態はないのである」と
御考えいただけますでしょうか。
「2つの自律神経」=「交感神経」+「副交感神経」が
「自立」しているから「自律神経」というのであって。
「自律神経失調症」というのは日本だけの病名なのですね。
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」を
御持ちであり「緊張型めまい感」(あだ名です)+「緊張型しびれ(あだ名です)」
で苦労されている。
御相談者は「肩こり・頸こり・背中こり」」を御持ではないでしょうか。
御相談者に「肩こり・頸こり・背中こり」」がお強い様であれば。
「緊張型」で御座います。
下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++++++++++++++++



「5月上旬にふらつきがあったので近くの医院に行ったら、
めまいと診断されました。
頚椎の血液の流れが悪くなってめまいが起こる。
体質と季節によるものと説明ありました。耳鼻科では異常はありませんでした。」
との事です。

「頚椎の血液の流れが悪くなってめまいが起こる。」は
適切な表現が思い浮かばないのですが
御相談者の「病態」とは「関係が乏しい」と今の私は考えます。

脳CTにて「水が溜まっている」・は
「慢性硬膜下液貯留」の状態が脳CTで「御診断」されたものです。
人間は「頭蓋骨・脳の容積に不均衡」が御座います。
「頭蓋骨」と「脳表」の間に「通常よりも余計な空隙」が御相談者の場合に
あり「慢性硬膜下液貯留」の状態に到った事例と今の私は考えます。

「頭の水について飲酒量を聞かれましたがどういう関係があるのでしょうか。」
との事です。
「頭蓋骨」と「脳表」の間に「通常よりも余計な空隙」が御相談者の場合にあり
「慢性硬膜下液貯留」の状態であれば「頭蓋骨」が大きい訳ではありませんから
「「脳萎縮」の可能性」につき「お受けもちの先生」は
「アルコール」履歴の有無と程度を評価しようと御考えになられている。

「慢性硬膜下水腫」は「この「慢性硬膜下液貯留」が「脳」の圧迫」を
惹起し何らかの「中枢神経系の器質的疾患由来の巣症状(そうしょうじょう)」
その他を「症状・症候」として出してている場合に呼称されるものです。

御相談者の御相談内容要旨御記載からは御相談者は
御小さい時から。即ち小児期から。
「cranio-cerebralisproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
がおありになったと考えられます。

どのお子様も「頭蓋骨・脳の容積不均衡」から「頭蓋骨」と「脳表」の間に
「成人よりも余計な空隙」があります。これが成人されても「継続」されて
いる状態と考える。

「自律神経失調症の場合(精神科には通っていますが)
いつまでめまいやふらつき、手足のしびれが続くのでしょうか。」
との事です。
この御相談が御相談者の御相談内容要旨御記載の中では
一番重要と考えます。
御相談者は「肩こり・頸こり・背中こり」」を御持ではないでしょうか。
もしも御相談者に「頭痛・・肩こり・頸こり・背中こり」」がお強い様であれば。
御相談者の「めまい感」や「しびれ感」は
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
という「頭痛系の「病態」」の
「緊張型めまい感」(あだ名です)及び「緊張型しびれ(あだ名です)」
の「症状・症候」で御座います。

「耳鼻科疾患」「自律神経失調症」「メニエル症候群」「更年期障害」
「頚椎の疾患」「うつ状態・うつ病」・「心療内科の疾患」
等ととよく間違えられます。
一番困るのは「頚椎の疾患」と間違われることです。
もしも御相談者に「頭痛・・肩こり・頸こり・背中こり」」がお強い様であれば。
しっかり治されるためには「頭痛系の疾患」がお得意な
「脳神経外科専門医」の先生を御受診されると宜しいと今の私は考えます。
但し「脳神経外科専門医」の先生の中にも「頭痛系の疾患」
が苦手な先生のいらっしゃいます。
このことは何卒覚えておかれて下さいませ。

「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「緊張型めまい感」(あだ名です)或は「緊張型しびれ(あだ名です)」
につきましては。
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html

「過去の御相談と御回答」で
「めまい [2] [2005年 5月27日 18時33分55秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/975895515018241.html
「酷いめまいと頭痛と頭がしびれて吐き気と下痢 [2] [2005年 5月11日 19時38分42秒]
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/328228400861011.html
「自律神経失調症? [2] [2005年 4月21日 16時54分18秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/445626178597198.html
「肩こりと手足のしびれ感 [2] [2005年 3月 6日 16時 3分30秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/853321640127437.html
その他を是非ともに御参照下さい。


一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
上記あくまでもご参考にまでお留めおきご無事にされて下さいませ。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
2005 06・02 (木)08:16:07
     
【63】 題名:めまい?
相談者:jun 年齢:37 性別:女性 地域:滋賀県 2005/05/21 (土)21:23:13
はじめまして。めまいのような症状についてお聞きします。

先日から、めまいとまではいかないのかもしれませんが、
頭や身体の向きを変えたときに、頭の中がグワンとするような感じがあり、
とても不快感があります。

買い物や犬の散歩中などによくおこり、何度も繰り返します。
座っているときなどにはおこりません。
また今日は、首筋の辺りから後頭部にかけて、
チクチクした様な電気が流れた様な感じが走り、しばらくさすっていると
やっと収まってくるような事もありました。

何かの病気の症状でしょうか?

2年ほど前にパニック障害になり、現在もパキシルを服用しています。
また半年ほど前から高脂血症のお薬も飲んでおります。
よろしくお願いします。

     
ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。

御相談者が「めまい?」或は「めいまのような症状」と御記載されて
いる「症状・症候」は。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「緊張型めまい感」(あだ名です)と呼称される「症状・症候」
で御座います。

「また今日は、首筋の辺りから後頭部にかけて、
チクチクした様な電気が流れた様な感じが走り、しばらくさすっていると
やっと収まってくるような事もありました。」との「後頭部」或は「肩・首筋」
に「ぴりぴりした疼痛」があるのが特徴です。

2月・6−7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/7falcrisis)することが多いです。
また(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。

「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
は「頭痛系の「病態」」。
「頭痛系の疾患」で「機能性頭痛」には
「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」等があります。
「機能性頭痛」とは「「中枢神経系の「器質的疾患」
(脳腫瘍や脳血管障害等)」などによる「症候性頭痛」でなない
「頭痛」を呼称致します。

「緊張型」の場合この「ふわふわ感」「くらくら感」を
「頭痛系の「症状・症候」」と「等価」に考えるのが取り決め。

正診断率の大変低い「疼痛系の「症状・症候」」でございます。
「耳鼻科疾患」「自律神経失調症」「メニエル症候群」「更年期障害」
「頚椎の疾患」「うつ状態・うつ病」・「心療内科の疾患」等
とよく間違えられます。
因みに「メリスロン」という「内服薬」が投与されることが
多いものです。
全く奏功致しません。

意味も無く「疲労ですね」或いは「ストレスですね」等と
医師より図らずともいわれてしまう病態でも御座います。
ストレスには弱くなります。「因果関係」を逆転すればストレスから
「発生」するようにみえるが間違いなのです。

「2年ほど前にパニック障害になり、現在もパキシルを服用しています。
また半年ほど前から高脂血症のお薬も飲んでおります。」
との事です。
御相談者は「甲状腺機能」の「臨床血液検査」を受けられた事は
ないでしょうか。
「甲状腺機能」の「低下」を併発或は併せ持たれている可能性がある。

さて
「緊張型」の
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても
「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)


しっかり治されるためには「頭痛系の疾患」がお得意な
「脳神経外科専門医」の先生を御受診されると宜しいと
今の私は考えます。
但し「脳神経外科専門医」の先生の中にも「頭痛系の疾患」が
苦手な先生のいらっしゃいます。
このことは何卒覚えておかれてくださいませ。


「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
と「緊張型めまい感」(あだ名です)につきましては
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」下記を御参照下さい。

「脳の病気でしょうか [2] [2005年 3月24日 11時 3分36秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/00671930199405679.html
「酷いめまいと頭痛と頭がしびれて吐き気と下痢 [2] [2005年 5月11日 19時38分42秒]」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/328228400861011.html
「頭を強打した後、めまいが強くなっ た [2] [2005年 3月31日 17時35分15秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/890935833872394.html
「めまいについて [2] [2005年 3月24日 12時13分52秒]」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/58614381340249.html

一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
2005 05/22 (日)14:30:47


追申
なおこの御相談は
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
に移植し
「:めまい? [2] [2005年 5月22日 15時 9分34秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/693448341525258.html
として若干詳細に御回答を致して御座います。
御参照下さい。

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
相談掲示板入室ページへ   このページのトップへ(新規相談書き込み)   山本クリニックHomePageへ   メール
     
【62】 題名:頭、足のふらつき
相談者:匿名希望 年齢:77 性別:男性 地域:福岡県 2005/05/21 (土)21:15:33
1)平成11年に手足の痺れから軽い脳梗塞とわかり手術。
  その後ふらつきが続き検査の結果、首の血管がつまり気味だとわかり
  ふらつきが解消されればと、昨年11月に内頚動脈狭窄症の手術。
現在の症状
  頭、足のふらつき、高血圧、坐骨神経痛、腰部脊椎管狭窄症

  ふらつく為に生活が規制され、外出は週一度のリハビリの為の通院のみ。
  薬も多種のんでいる為、副作用でふらつきがあるかもしれないと思っています。
  眠れない為、睡眠薬も常用。

2)ふらつきの解消。
  症状が緩和され普通の生活に戻りたいと日々願っております。
  どうかアドバイスいただけますよう宜しくお願い致します。
     
ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。
「ふらつき」の治らない御相談者の御気持ちが
痛いほど判ります。

+++++++++++++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。
御相談者の御相談内容要旨御記載からは「軽い・・」とか「○○気味」
という「中枢神経系専門医」が用いる「臨床神経診断学」からは
およそ程遠い「病態用語」のもとに実に豪胆な「手術」が展開されて
います。

御「症状・症候」からは御相談者は「向精神薬」をかなり
以前より服用されていらっしゃいませんでしょうか。

御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「動脈硬化性」或は
「向精神薬」による「パーキンソン症候群」による「ふらつき」
で御座います。
「パーキンソン症候群」。
「実体の無い「手術」」=「幽霊手術:gohst surgery:GS」を
お気の毒にも受けられた可能性がある。
これは私の考えです。

お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃったことと存じます。
けれども「転医」されても良いから
しっかりとした「中枢神経系専門医先生」を御受診される事を
お勧め致します。


下記に順を追って御回答致します。
+++++++++++++++++++++++++++++++++

1・「平成11年に手足の痺れから軽い脳梗塞とわかり手術。」
との事です。
「手足の「しびれ」」が「「感覚障害・知覚障害」のみの「症状・症候」
でいらっしゃったのでしょうか。「運動麻痺」は無かったのでしょうか。
「手足の「しびれ」」は「片側性」であったのでしょうか。
「両側」の「手足の「しびれ」」が「症状・症候」であったのであれば
「脳梗塞」という「診断」根拠が「臨床診断」としては成立致しません。

「「軽い「脳梗塞」」でとの事です。
「脳梗塞」は「「脳梗塞」であるか否か」で「軽い「脳梗塞」」という
「病態」はありえません。
私には「平成11年に手足の痺れから軽い脳梗塞とわかり手術。」
という「お受けもちの先生」の「診断戦略」が理解できません。

2・「その後ふらつきが続き検査の結果、首の血管がつまり気味だとわかり
ふらつきが解消されればと、昨年11月に内頚動脈狭窄症の手術。」
との事です。
「ふらつき」=「「脳梗塞」の「症状・症候」」ではありえません。
また「首の血管がつまり気味だとわかり」の「首の血管がつまり気味」は
「左右」どちらの「内頚動脈」であったのでしょうか。

「中枢神経系」には
「左右の「内頚動脈」」と「左右の「椎骨動脈;ついこつどうみゃく:VA」」
と総計「4本」の動脈が「頭蓋内」に入り「ウイリス動脈輪」という輪を
形成致します。
だから御相談者の御年齢の場合には「上記4本の血管」による
「自然のバイパス」が「既に形成」されているはず。
「内頚動脈狭窄」が発生する場合通常は緩徐に「狭窄」が進行致します。
「脳循環血流量」を確保するために・「脳動脈血流障害・脳虚血」を
補うために「内頚動脈狭窄症の手術」を施行する必要性・必然性はない。

「内頚動脈狭窄症の手術」は「内頚動脈狭窄」に「血栓」があり
「脳塞栓による脳梗塞」を惹起している或はその可能性がある場合に
施行されるものです。

3・御相談者の御相談内容要旨御記載からは明確な
「中枢神経系の器質的疾患由来の巣症状(そうしょうじょう)」=
「運動麻痺」等がありません。

「ふらふら感」=ふらつきが「眼振:がんしん:nystagmus」或は
四肢の「失調:ataxia」を明確に伴うものであれば
「後方還流系」(「椎骨脳底動脈動脈系」)の「虚血性脳血管障害」の状態
とも「臨床神経診断学」からは解釈する。
御相談者の御相談内容要旨御記載からは該当致しません。

事実「大変お気の毒な事」ですが
御相談者の「主訴」の「ふらつき」は諸々の「治療戦略」にも
かかわらず「解決」されてはいらっしゃらない。

4・
「2)ふらつきの解消。
症状が緩和され普通の生活に戻りたいと日々願っております。
どうかアドバイスいただけますよう宜しくお願い致します。」
との事です。
御気持ちが大変よく判ります。



この御「症状・症候」からは御相談者は「向精神薬」をかなり
以前より服用されていらっしゃいませんでしょうか。
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「向精神薬」による「パーキンソン症候群」による「ふらつき」。
或は
動脈硬化性の「パーキンソン症候群」による「ふらつき」
で御座います。

5・施行された
「平成11年に手足の痺れから軽い脳梗塞とわかり手術。」
「「その後ふらつきが続き検査の結果、首の血管がつまり気味だとわかり
ふらつきが解消されればと、昨年11月に内頚動脈狭窄症の手術。」
は「幽霊手術:gohst surgery:GS」=「実体の無い「手術」」であった
可能性が御座います。


お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃったことと存じます。
けれども「転医」されても良いから
しっかりとした「中枢神経系専門医先生」を御受診される事を
お勧め致します。

一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
2005 05/222 (日)13:54:43


     
【61】 題名:後頭部と首のしびれ
相談者:mimi 年齢:33 性別:女性 地域:兵庫県 2005/05/14 (土)21:15:53
はじめまして。昨日の夜、後頭部全体に痺れが出てきました。
その痺れは、次第に首筋にも出てきました。
今は痺れはおさまっていますが、なんとなく頭がダルイ状態です。
以前より、両手、両足にたまに痺れがくることがあり(一度にではなくバラバラに)
一度成形外科で見てもらったところ、栄養不足といわれました。
肩こりがひどく、頭痛はこめかみ、後頭部など多岐にわたって発生します。
頭の痺れについては、寝起きにたまに(3ヶ月に1回くらい?)ありましたが、
今回のように、仕事中に起こるということは初めてでした。
ちなみに、仕事は1日パソ\コンに向かっていることが多いです。
あと、たまに体の一部がのぼせたり、熱を持った状態になることがあります。
脳に以上があるのでしょうか?それとも神経系の病気の可能\性でしょうか?
よろしくお願いいたします。


     
ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


+++++++++++++++++++++++++++
この御相談は山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html

後頭部と首のしびれ
[2] [2005年 5月15日 9時12分21秒]
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/579245409769104.html
として移植し下記よりもより詳細な御回答を致して御座います。
+++++++++++++++++++++++++++


御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。
御相談者の御相談内容要旨御記載から「症状・症候」或は
「症状・症候」に関連するものは。
1・昨日の夜の後頭部全体の「しびれ感」
2・今現在は1・は治まっているが「頭がだるい」
3・以前から両上肢・両下肢にたまに「しびれ感」
4・一度整形外科を御受診されている。=>「栄養不足?」
5・肩こりがひどく、頭痛はこめかみ、後頭部など多岐にわたって発生。
6・頭の痺れは朝にあったが今回は仕事中。
7・一日中pcに向かう仕事
8・体に「熱感」或は一部に「のぼせ感」
9・その他
の「9つ」を御記載されています。


御相談者の御相談内容要旨御記載からは
この「病態」は
典型的な「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
で御座います。
判りやすくいえば「緊張型頭痛」という「頭痛系の「病態」」で御座います。
正診断率の大変低い「疼痛系の「症状・症候」」でございます。

そして諸々の「しびれ感」は
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
に伴う「緊張型しびれ(あだ名です)」という「症状・症候」。
「5・」が「緊張型」の「症状・症候」の最たる特徴です。
2月・6−7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/7fal crisis)することが多いです。
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。
「週末症侯群:week-end syndrome」と呼称し「休日」が「窮日」となり
休息を取れなくなり「新皮質フリーズ現象(neocorticalsupression)」
で情緒不安定にもなられる患者さんもいらっしゃいます。

「緊張型」は正診断率の大変低い「疼痛系の「症状・症候」」でございます。
「耳鼻科疾患」「自律神経失調症」「メニエル症候群」「更年期障害」
「頚椎の疾患」「うつ状態・うつ病」・「心療内科の疾患」
等ととよく間違えられます。
一番困るのは「頚椎の疾患」と間違われることです。
「整形外科専門医先生」を御受診されて
「4・一度整形外科を御受診されている。=>「栄養不足?」で
本当に宜しかったです。

「「頚椎」の5番・6番(C5/C6)の椎間板が磨り減っている」
「「頚椎」の「生理的湾曲」が無く「真直ぐだ」或いは
「逆弯曲」だと言われてしまいます。
「臨床神経学的」に頚椎X線撮影の画像診断の「症状・症候」が
「臨床症候」と合致すれば何も問題もないのですが。
99%ほぼ100%の患者さんで「頚椎X線撮影所見」或い
「はCT・MRI」は「臨床神経診断学」と合致致しません。

上記「「頭痛系の「病態」」を「頚椎「病態」」と間違えることは。
「頸肩腕症候群」「頚椎症」「頚椎椎間板ヘルニア」
「変形性頚椎症」(医学的には存在しない病態病名)・その他
の「頚椎「病態」」の「正診断ではない」=「誤診率」が本邦では
「98%を超える」という「報告」が「疼痛系の「病態」治療」で「高名」
な御施設からの「論文」で。
「「頭痛系の「病態」」を「頚椎「病態」」と間違えることは。
最近過去3年の間に「激減」致しました。


「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
では
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても
「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)


「1・脳に以上があるのでしょうか?
Q・それとも神経系の病気の可能\性でしょうか?」
との事です。
=>
1・
「中枢神経系の「器質的疾患」(脳腫瘍や脳血管障害等)」による「病態」では
御座いません。
2・
「神経系の病気の可能\性でしょうか?」=>「精神的なもの?」と
解釈させて頂きます。
「精神的なもの」では御座いません。
確かに「緊張型」の患者さんはストレスには弱くなります。
「因果関係」を逆転すればストレスから「発生」するようにみえるが間違いなのです。
意味も無く「疲労ですね」或いは「ストレスですね」等と
医師より図らずともいわれてしまう病態で御座います。
またよく「ストレッチ」をしましょうとか
「リフレッシュ」をしましょうとかいわれますが感心しません。
「リフレッシュ」ができないから
このような「病態」にいたるのであるから全く感心致しません。


「8・体に「熱感」或は一部に「のぼせ感」」
について御説明いたします。
「頭痛系の「病態」」である「緊張型」の「痛み」或は「しびれ感」は
いずれも「純粋な痛みの神経線維」により「「感覚・知覚」を「御自覚症状」
として自覚されるのではない。
「体温変化」はAδ(Aデルタ)線維という感覚神経の細い線維で
情報伝達されるのだけれども
このAδ(Aデルタ)が「頚部暖房・エアコン中など外部温度変化」により
「不調(よく漏電と説明)」をおこして発症するのが「緊張型」の
「御自覚症状」に至る「症状・症候」。
だから「緊張型」の場合「疼痛系の「病態」」でも「熱感」「のぼせ感」を
自覚される患者さんが多いものです。

さて
しっかり治されるためには「頭痛系の疾患」がお得意な
「脳神経外科専門医」の先生を御受診されると宜しいと今の私は考えます。
但し「脳神経外科専門医」の先生の中にも
「頭痛系の疾患」が苦手な先生のいらっしゃいます。
このことは何卒覚えておかれて下さいませ。

大学病院の頭痛専門外来の「中枢神経系専門医」或は
「頭痛専門医」(この名称の「専門医はいません)でも。
「偏頭痛」の患者さんは宜しいのだが「緊張型」の患者さんになると
苦手な先生は少なくありません。このことも何卒に覚えておかれて下さいませ。

一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。


なお
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」で御相談者の「症状・症候」と
「或は延長線上あるいは同一線上にある病態」の御相談が多数御座います。
御参照下さい。
「睡眠障害と体がだるい [2] [2005年 5月 9日 19時 0分34秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/198979506808431.html

「左後頭部の痛み 2 [2] [2005年 4月21日 12時55分57秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/350935379116894.html

「左後頭部の頭痛 [2] [2005年 4月10日 16時29分14秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/638506582778977.html

「症状は同一疾患によるものなのか [2] [2005年 3月31日 17時38分55秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/265954556250112.html

「肩こりと手足のしびれ感 [2] [2005年 3月 6日 16時 3分30秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/853321640127437.html


+++++++++++++++++++++++++++
この御相談は山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html

後頭部と首のしびれ [2] [2005年 5月15日 9時12分21秒]
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/579245409769104.html
として移植し下記よりもより詳細な御回答を致して御座います。
こちらも御参照下さいませ。
+++++++++++++++++++++++++++



上記あくまでもご参考にまでお留めおきご無事にされて下さいませ。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
2005 05・08(日) 8:50:32
     
【60】 題名:胆石について
相談者:みながわ 年齢:43 性別:男性 地域:東京都 2005/05/11 (水)19:58:54
胆石についてお聞きします。
5年前に人間ドッグで見つかり、毎年経過観察しています。
今のところ痛みはありません。
いずれ手術したほうがよいとのことですが
仕事を休まないですむ、内視鏡やレーザーによる方法があるとの事ですが、
費用や体への負担はどのようなものでしょうか。教えて下さい。
     
イ心配なことと存じます。
御相談者の御気持が大変によく判る御相談です。
「胆嚢結石症」通称「胆石症」俗に言う「胆石」との事です。
但し
1・「胆石」の「大きさ」
2・「胆石」の「個数」
3・「胆石」の「発生部位」
4・「画像診断」で得られている「胆石」の性状
5・その他
についての御記載がなく「御回答精度」は低下いたします。
けれども「可能な範囲内で」御回答を試みます。

「胆嚢結石症」通称「胆石症」は通常「無症候性」であれば
経過観察を致します。
けれども「無症候性」であっても
1・「胆嚢壁肥厚」
2・「胆嚢造影陰性」
3・「充満結石」
4・「胆嚢壁石灰化」
等の「症状・症候」がある場合は手術適応となります。

症状のある場合は「原則」として「手術適応」になります。
この場合
1・「胆石溶解療法:ESWL:extracorporealsock wavwlithotripsy」=
いわゆる「ショックウェーブ療法」の適応例は少ないながらも
患者さんが希望されれば「手術適応」の「治療戦略」として考えます。


2・通常の「胆嚢結石症」通称「胆石症」の場合「手術適応」とあらば
「腹腔鏡下胆嚢摘出術:LC:laparoscopicholecystectectomy」
として「内視鏡手術」にて「胆嚢摘出手術」を施行することが「基本」です。


この2・が御相談者の言及されている
「仕事を休まないですむ、内視鏡やレーザーによる方法があるとの事ですが、」
との「治療戦略」に匹敵或いは相応するものと考えられます。


「胆嚢結石症」通称「胆石症」の
「腹腔鏡下胆嚢摘出術:LC:laparoscopiccholecystectectomy」は
いずれの場合も「ただちに開腹手術が可能」である準備のもとに
施行致します。

いまや「胆嚢結石症」通称「胆石症」は
通常は「腹腔鏡下胆嚢摘出術:LC:laparoscopic cholecystectectomy」
という「内視鏡手術」が「主流」の時代。
けれども
「仕事を休まないで済む」=「日帰り手術」的な「治療戦略」
というわけでは御座いません。

「費用や体への負担はどのようなものでしょうか。教えて下さい。」
との事です。
1・費用はレーザーを用いれば全額実費
2・通常の場合は「胆嚢結石症」通称「胆石症」手術は
「腹腔鏡下胆嚢摘出術:LC:laparoscopic cholecystectectomy」
の費用だけではないから(麻酔の費用その他)全く御回答限界で御座います。

「体への負担はどのようなものでしょうか。教えて下さい。」
が「一番重要な御相談者の質問」であると今の私は考えます。
「胆嚢結石症」通称「胆石症」に対する
「腹腔鏡下胆嚢摘出術:LC:laparoscopic cholecystectectomy」
の「成果」は「御施設」によっても手術をする「専門医」の「腕前」によっても
「海と山」の相違程以上のもの」が御座います。
この「「海と山」の相違程」が御相談者の「体への負担」となって
跳ね返ります。

誰でも外科医師は「自分一人で初めての手術」という経験を経て
更に研鑽を積み腕前を上げていきます。
「胆石」の
百戦錬磨の「高技術」をお持ちの「一般外科専門医先生」に
御相談者が当たるか・或は「初回」の外科医師に当たるかは
御相談者の「運」次第。

「内視鏡手術」で「未経験」の医師が術中トラブルをおこされて
マスコミに報道されたのは御相談者も記憶に新しいはず。
「腹腔鏡下胆嚢摘出術:LC:laparoscopic cholecystectectomy」を
「日帰り」で可能とする「御施設」には足を向けられないほうが
宜しい。
またいかなる場合も「胆嚢結石症」通称「胆石症」の手術となれば
1週間は「最低限」は「体を休ませる」方が宜しいに決まっています。



一刻も早い御相談者の「症状・症候」の寛解の得られること・
一刻も早い「症状・症候」のご回復を心より御祈り申し上げます。
上記あくまでもご参考にまでお留めおきご無事にお大事にされて下さいませ。
何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
2005 09:04:30


     
【59】 題名:腕・手のしびれ
相談者:よしだ 年齢:19 性別:女性 地域:岩手県 2005/05/04 (水)18:35:55
現在大学2年の女です。
高校1年の頃から、背中(肩甲骨)のあたりに、たまに痛みを覚え、
どうすれば痛みが取れるのかがわからずに過ごしていました。
背筋を伸ばした状態や、緊張している時間が長くなると痛みが増し、
呼吸をしたり咳払いをするのがつらくなります。

一時期針治療に通い、首や背中の「こり」をとってもらったときに、
少し症状がやわらぎました。しかし現在は針治療に通えない状況にあります。

4日ほど前に、遊びにでかけてから、
背中の痛み、背中から腕・手にかけてのしびれが以前よりひどくなりました。
自分では特に変な格好(ゆがんでいるなど)をしているつもりはないのですが、
特に二の腕の裏の部分のしびれが治りません。右腕のみの症状です。左側は、
背中も痛くなりませんし、まったく異常はありません。
右側には痺れより痛みに近いものがあります。

もし、神経やどこか体に異常があれば病院にかかりたいと思っていますが、
どこにかかればいいのか分かりません。
何か分かることがあればぜひ教えてください。よろしくお願いいたします。
     
ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。

この「症状・症候」からは御相談者は
典型的な「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
で御座います。

1・高校1年の頃から、背中(肩甲骨)のあたりに、たまに痛みを覚える。
2・背筋を伸ばした状態や、緊張している時間が長くなると痛みが増し、
呼吸をしたり咳払いをするのがつらくなる。

3・一時期針治療に通い、首や背中の「こり」をとってもらったときに、
少し症状がやわらいだ。
4・4日ほど前に、・略・
背中の痛み、背中から腕・手にかけてのしびれが以前よりひどくなりました。
5・特に二の腕の裏の部分のしびれが治らない。右腕のみの症状です。
6・左側は、
背中も痛くなりませんし、まったく異常はありません。
の「6つ」が御相談者の「症状・症候」或は「継時的変化」で
御座います。

「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
は「緊張型」の「症状・症候」とは一重に「ただひたすら辛い」
「症状・症候」であると御考え下さい。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」は
「緊張型」の「病態」とは両肩に「外す事の出来ない重たいの重荷を
背負ったような状態」とご理解下さい。

2月・6−7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/7falcrisis)することが多いです。

御相談者は「緊張型」の
「背中バリバリ症候群」(あだ名です)=
「肩・背中にわたり激痛・鈍痛の塊と思えるような痛み」と
「しびれ感」でお悩みのようです。

「緊張型」は正診断率の大変低い「疼痛系の「症状・症候」」でございます。
「耳鼻科疾患」「自律神経失調症」「メニエル症候群」「更年期障害」
「頚椎の疾患」「うつ状態・うつ病」・「心療内科の疾患」
等ととよく間違えられます。

一番困るのは「頚椎の疾患」と間違われることです。
「絵に書いた餅のようにまたは何かの一つ覚えのように
第5第6頚椎椎間板がすりへっていて「頚椎の弯曲」がおかしい或は
「逆弯曲」だと言われてしまいます。
「臨床神経学的」に頚椎X線撮影の画像診断の「症状・症候」が
「臨床症候」と合致すれば何も問題もないのですが。
99%ほぼ100%の患者さんで「頚椎X線撮影所見」或い「はCT・MRI」は
「臨床神経診断学」と合致致しません。



「緊張型」の治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても
「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)


しっかり治されるためには「頭痛系の疾患」がお得意な
「脳神経外科専門医」の先生を御受診されると宜しいと今の私は考えます。
但し「脳神経外科専門医」の先生の中にも「頭痛系の疾患」
が苦手な先生のいらっしゃいます。
このことは何卒覚えておかれて下さい。


「もし、神経やどこか体に異常があれば病院にかかりたいと思っていますが、」
=>
この「症状・症候」は「機能性末梢神経障害疼痛」で御座います。
「機能性疾患」即ち「画像診断」或いは「眼で見えぬもの」で
御座います。

「病院にかかりたいと思っていますが、
どこにかかればいいのか分かりません。」
=>
上記の如くしっかり治されるためには「頭痛系の疾患」がお得意な
「脳神経外科専門医」の先生を御受診されると宜しいと今の私は考えます。
とにかく「緊張型」の患者さんの場合は
正診断率の大変低い「疼痛系の「病態」」であり。
大変にしっかりした「御診断」を頂けず苦労される患者さん
が多いものでありこのことを何卒に御銘記下さい。

なお
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
に関しては
この新規山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www.clinicayamamoto.com/list_N.php

【22】 題名:右腕、指の痛み
相談者:たまみ 年齢:28 性別:女性 地域:静岡県 2005/02/16 (水)23:22:32
を御参照いただくか。
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」から
「後頭部の痛みと手の震え [2] [2005年 4月28日 9時38分45秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/346611960399063.html
「自律神経失調症? [2] [2005年 4月21日 16時54分18秒]」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/445626178597198.html
「脳の病気でしょうか [2] [2005年 3月24日 11時 3分36秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/00671930199405679.html
等を御参照下さいませ。



一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。


上記あくまでもご参考にまでお留めおきご無事にされて下さいませ。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
2005 05・05 07:40:23
     
【58】 題名:足の裏の違和感
相談者:受験生の親 年齢:44 性別:女性 地域:東京都 2005/04/30 (土)20:54:40
始めてご相談申\し上げます。
18歳の男子高校三年生の次男が、
10日ほど前から、左足裏、土踏まずと親指の中間ぐらいの位置に
違和感があると訴えております。
ガムをふんづけて歩いているような感触だということで、特に痛み
が強いわけではないようです。靴に異物が挟まっているような痛みといえば痛み、
痺れといえば、痺れに近い感覚らしいです。

日ごろ、特に運動はしていません。軽いアトピー症状があります。
小学3年の頃、第二ケーラー病が自然治癒したことがありますが,
どちらの足だったか、記憶が定かではありません。

見た目は、患部が赤くなっている様子もなく、進行している様でもないのですが、
受験も控えていることでもあり、気がかりです。
どの診療科にかかったら良いものか、途方にくれております。
ストレス性のものという可能\性もあるのでしょうか。
よろしくご教示いただければありがたく存じます。
よろしくお願い申\し上げます。
     
ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


「小学3年の頃、第二ケーラー病が自然治癒したことがありますが,
どちらの足だったか、記憶が定かではありません。」
との事です。

この「第2ケーラー病」=「Freiberg infraction:フライバーグ病」
と「小学校3年」のときの「既往」」の真否は極めて
重要です。

残念なことなのですが
「Freiberg infraction:フライバーグ病」(英語圏内) =
「第2ケーラー病」(欧州圏内)と「御診断」される小児の患者さんの
90%以上は「第2ケーラー病」では「ない」ともいわれています。


「第2ケーラー病:欧州圏内」=
「Freiberg infraction:フライバーグ病:英語圏内」とは。
「中足骨頭部非感染性壊死」=「無腐性壊死」が「病態」です。
因みに1908年にKoehlerは「足舟状骨にはっせいする「非感染性壊死」
の「病態」を最初に報告し「第1ケーラー病」と呼称されています。



「小児」+「足が痛い」=「第2ケーラー病」ともいう
ような「慣習的診断戦略」が残念ながら本邦には御座います。

この御様子で
「小学3年の頃、第二ケーラー病が自然治癒したことがありますが,
どちらの足だったか、記憶が定かではありません。」との事。

「お受けもちの先生」から「御母様」が御子息様の「第2ケーラー病」の
「GathierによるStage分類」(説明省略)に関しての「説明」されていない
可能性もある。

13歳の「女児」に発生する「第2ケーラー病」という「病態」が。

「小学校3年」の御子息様に発生するというのも
適切な表現が思い浮かばないのですが
私には大変にも不思議な気が致します。


さて
「10日ほど前から、左足裏、土踏まずと親指の中間ぐらいの位置に
違和感があると訴えております。
ガムをふんづけて歩いているような感触だということで、特に痛み
が強いわけではないようです。靴に異物が挟まっているような痛みといえば痛み、
痺れといえば、痺れに近い感覚らしいです。」
との事です。

典型的な
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)=
「meralgiaparaesthetica(メラルギア・パレステチカ)」=
「Roth−Bernhartd症候群:ロス・ベルンハルト症候群」
の「症状・症候」でいらっしゃいます。

正診断率の大変低い「疼痛系の「症状・症候」」でございます。


「機能性末梢神経障害疼痛」にお強い「脳神経外科専門医先生」或は
「ペインクリニック専門医先生」を是非ともに御受診されると宜しいと
今の私は考えます。
ストレスには弱くなります。
「因果関係」を逆転すればストレスから「発生」するようにみえるが
間違いなのです。


但し「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」でも
「機能性末梢神経障害」に苦手な先生もいらっしゃり
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
の「治療戦略」をたてられない事例が御座います。

このことは何卒に御銘記下さい。


なお
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
この
新規山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www.clinicayamamoto.com/list_N.php

「13」「22」「47」「52」「53」
の「過去の御相談と御回答」を
御参照いただけますか。

またさらに
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
に沢山の御相談者がいらっしゃいます。

山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」

「原因不明の腹痛・疼痛 [2] [2005年 3月23日 19時35分 8秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/0744291910241408.html
「手足の違和感について [2] [2005年 1月16日 12時 6分 8秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/718745387465791.html
「腰痛・肩こりや首の痛み頭痛・・ [2] [2004年10月21日 16時58分 1秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/795294176395149.html


結論:
「見た目は、患部が赤くなっている様子もなく、進行している様でもないのですが、
受験も控えていることでもあり、気がかりです。
どの診療科にかかったら良いものか、途方にくれております。」
との事です。

典型的な
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)=
「meralgiaparaesthetica(メラルギア・パレステチカ)」=
「Roth−Bernhartd症候群:ロス・ベルンハルト症候群」
と呼称される「機能性末梢神経障害疼痛」で御座います。

「第2ケーラー病」との「小学校3年」の時の「病態」には
おおいに疑問が残ります。
このことも御銘記下さい。

成人の場合では「モートン(モルトン)病」が御子息様の「病態」と
とよく間違えられます。

因みに「第2ケーラー病」につき「御参考1」に御記載致します。
御参考になれば何よりです。

「機能性末梢神経障害疼痛」にお強い「脳神経外科専門医先生」或は
「ペインクリニック専門医先生」を是非ともに御受診されると宜しいと
今の私は考えます。


一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。

上記あくまでもご参考にまでお留めおきご無事にされて下さいませ。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
東京都世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
2005 05:01 11:50:07




++「御参考1」++++++++++++++++++++++++++++++++++++

「第2ケーラー病」について簡単にご説明致します。

1914年にFreibergという医師が「前足部痛が有り、第2中足骨骨頭部のinfraction」
つまり「転位の無い骨折」として「6 例」の「病態」を報告致しました。
これ英語圏内の「第2ケーラー病」の「初めての報告」とされています。
よりまして「第2ケーラー病」は
英語圏内では「Freiberg infraction:フライバーグ病」と呼ばれています。

1923年にKoehlerが「前足部痛が有り、第2中足骨骨頭部のinfraction」
つまり「転位の無い骨折」につき明確に「病態履歴」を確立して記載したため
欧州ではでは「第2ケーラー病」と呼ばれています。

「第2ケーラー病」=「Freiberg infraction:フライバーグ病」です。
「中足骨頭部非感染性壊死」=「無腐性壊死」が「病態」です。
因みに1908年にKoehlerは「足舟状骨にはっせいする「非感染性壊死」
の「病態」を最初に報告し「第1ケーラー病」と呼称されています。


「第2ケーラー病」(欧州圏内)=
「Freiberg infraction:フライバーグ病」(英語圏内)
は10−18歳・とりわけ13歳前後の女子に「発生頻度」は
高いものです。

「第2ケーラー病」の75%は女子です。

「「第2」或いは「「第3」の「中足骨」の「骨頭:こっとう」に
発症することが多いものです。
「両側発症」が比較的多いものです。

「「骨頭:こっとう」内の血行不全」から「壊死」がおきる・が「病態履歴」。
その理由として
###1
「第2」「中足骨」はその基部が「中間楔状骨:きつじょうこつ」のみならず
「内側・外側楔状骨:きつじょうこつ」とも接触。
いわゆる「かんぬき」構造をとること。
###2
「第2中足骨」は「中足骨」の中で「最も長い」こと。

これらの事由が「理由」とされ「第2中足骨」は「ストレス」が集中して結果的に
「骨頭:こっとう」の「内骨折」が発生して。
その「骨折」部分が「末梢循環障害」に到った結果「壊死」が発生する「病態」と
考えられています。


「第2ケーラー病」(欧州圏内)=
「Freiberg infraction:フライバーグ病」(英語圏内)
の「治療戦略」ですが。

「GathierによるStage分類」(説明省略)に準拠して行なわれます。

「病日初期」には即ち「Stage分類」=0・1では
「骨頭:こっとう」「部位」への加重を減少させる目的で
「「中足骨」パッド」や「中足骨バー:matatarsal bar」を用います。
関節が破壊される「Stage」では外科的手術も行なわれることが御座います。


「御参考1おわり」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
相談掲示板入室ページへ   このページのトップへ(新規相談書き込み)   山本クリニックHomePageへ   メール
     
【57】 題名:くも膜下出血
相談者:ちい 年齢:24 性別:女性 地域:北海道 2005/04/30 (土)18:57:49
22日の朝方母(49歳)が突然の頭の痛みで脳神経外科へ運ばれました。

検査の結果くも膜下出血と診断され医師からは一般的なものとは違い
ちょうど首の上辺りの解離動脈瘤の破裂と言われました。
やっかいな場所であるとも言われました。すぐに手術は
行わないということでしたが次の日23日の昼ごろにカテーテル術を行いました。

手術後の面会では手足も動くし意識もあり言葉も普通で目立った
障害は見当たりませんでした。

3日後には水頭症を防ぐために水を抜きましたが
頭の痛みと目が少し見えにくくなっており目の前に血の塊があるといっていました。

一週間後、病状は変わっておらず頭の痛みも目の異常も
あるようです。熱が少し出てきているようです。

以上が今までの病状です。


・現在の頭の痛みと目の異常はこれからよくなってくるのでしょうか。
・障害が今は何もないように見えるのですが今後障害が出てくる
 可能\\\性もあるのでしょうか。
・肺炎が少しあるようでその影響で熱が出てるのでしょうかそれとも
 他に原因があるのでしょうか。

一般的なものとは違うと言われいろいろ調べましたがなかなか
同じ状態のがなく困っています。

割と面会に行っても元気に見える分
今後どのようなことが起こっていくのか不安です。

本来は担当医師に聞くべきことなのですが時間的に余裕がない状態
なのでどうかなにかアドバイスなどありましたらよろしくおねがいします。
     
ご心配なことと存じます。
これはお大変でしたね。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。
++++++++++++++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。
「一般的なものとは違うと言われいろいろ調べましたがなかなか
同じ状態のがなく困っています。」
との事です。

極めて極めて判りやすく御説明させて頂きます。
「脳動脈瘤の発生部位」による分類からは
1・「血管分岐部 」=通常見られる頻度の高いもの
2・血管本幹(血管非分岐部) =通常少ない頻度の低いもの
に「脳動脈瘤」は分類されます。

1・に発生する「脳動脈瘤」は「嚢状動脈瘤」「 本幹動脈瘤」と呼称されます。
2・に発生する「脳動脈瘤」は
2・-1解離性動脈瘤
2・-2紡錘状動脈瘤
その他
に分類されます。
「御母様」の「くも膜下出血(SAH)」により診断された「脳動脈瘤」
は「2・血管本幹(血管非分岐部) =通常少ない頻度の低いもの」の
「脳動脈瘤」であり「2・-1解離性動脈瘤」です。
「お受けもちの先生」が「一般的でない」と仰られたのはこのような意味
で御座います。
下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++++++++++++++++


「御母様」の「くも膜下出血(SAH)」の原因は
多数の「くも膜下出血(SAH)」の患者さんが
「瘤状」の「脳動脈瘤」の「破裂」であるのに対して。

「お受けもちの先